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おおさかまちあるきvol11 -久しぶりの生玉さん-

高津さんをあとに、千日前通を渡り西へ下る。
むかーしむかし。ミナミで電車がなくなるまで遊んでの帰宅に、この千日前通を立ち漕ぎで上ってくるのは若かったからできたこと。今はチャリを押して上がってくるのさえ「あぁしんど」を何度も言わされるほどの坂道だ。若かったなぁ・・・。としみじみ。

おおさかまちあるきvol11 -久しぶりの生玉さん-_e0008223_20321462.jpgさて、千日前通を左手に入りこむ道をうかがいながら西へ下る。
お!あったあった。次のポイント生国魂(いくくにたま)神社へ続く"真言坂"だ。
『真言坂』
大阪七坂のひとつで、七坂のうち唯一南北の坂道だ(ココ、大阪検定に出ると思てんけどなぁ・・・)。今は石畳で風情があるが、少し前まではアスファルトだったそうだ。

おおさかまちあるきvol11 -久しぶりの生玉さん-_e0008223_20343167.jpg昔、生国魂神社周辺には生玉十坊と呼ばれた真言宗のお寺があったことが、この坂の名の由来だという。しかし、明治の廃仏毀釈で全て姿を消してしまったのだという。(ほんま、もったいないことするなぁ)
この真言坂は昔、さっきの高津さんからずっと道が続いていたらしく(400m!!)、今は千日前通に分断されたり、ビルやマンションが乱立して、60数mほどになってしまった。
坂道を上りきったところに、生玉さん(大阪人は、親しみを込めてこう呼びます)の北門に到着する。

おおさかまちあるきvol11 -久しぶりの生玉さん-_e0008223_20323989.jpg石段をあがって、2年ぶりの生玉さん会釈をして朱塗りの冠木門をくぐる。
大阪三大祭といえば、ココ生玉さんの夏祭→天神祭→住吉っさんの夏祭といわれ、子供の頃から毎シーズン欠かさず夏祭りスケジュールをこなしてきた。
歴史はとても古く、神武天皇が神武東征の時に、難波津に上陸し国土の神である生島大神・足島大神を今の大阪城近くにお祀りした(その後、秀吉の大阪城築城で今の地に引越してこられた)のが始まりというから、2000年ほど昔のことになる・・・。(ほんまかいな)
夏祭りをハシゴして喜んでいたコドモの頃は、まったくそんなことに興味もなかったけれど、知らんというのはイカンことですなぁ・・・と、またまたしみじみ・・・。

つづく・・・。

by ke-ko63 | 2009-06-24 20:38 | Comments(4)  

Commented by 阿波のへんろ at 2009-06-25 22:52 x
子供の頃って祭りのハシゴよくしましたね。!

懐かしいです。
Commented by macky5-fs at 2009-06-26 12:04
ちょっとご無沙汰してましたが、バックナンバーから拝読!
いやぁ~大阪街歩き、とっても楽しいじゃ無いですか。(^^♪
なんせ大阪は興味深々でもまったく知識が無いので嬉しくなります。
6月17日の記事写真!もう最高!撮りに行きたいなぁ~!!
大学、大阪か東京か迷ったんですが、大阪にすりゃ良かった・・・
なんて今更でっす。(^^ゞ
Commented by ke-ko63 at 2009-06-26 23:12
>macky5-fsさん

空堀はワタシのシマなので、お越しの際はご一報を…
直木三十五記念館はオススメします。
これから、あらためて作品を読んでみようと思てます。
Commented by ke-ko63 at 2009-06-26 23:14
>阿波のへんろさん

中学生のころになると、ちょうど中間テストの時期と重なるのですよ。気分転換に祭に繰り出してあそびほーけてると、巡回中の先生に見つかってよく追いかけられました。
それが思い出です。テストの点数はもちろん・・・です。
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