てんやわんやな伊予路 2010秋遍路22
道の駅「みしょうMIC」到着。
このあたりの地名が『御荘』と書いて、みしょうと読むのだそうだ。ふぅん。
ここで、お昼も調達しようと店内を例によって徘徊。
なにか、こう地元ならではの食材を使ったお弁当みたいなのないかなーと思って見て回ったけれど、そういうのはないみたい。しょぼん。
店内を3周したところで、2Fに喫茶店があることに気づいた。
ちょっとくたびれてもいたし、イスに座りたかったので2Fへ・・・。
シックなお店には店員さん2人しかおらず、ログハウス風な席に案内され荷物を下ろす。
ここの水出しアイスコーヒーってのが、お店イチオシらしく、たしかにとてもおいしかった。
いや、のどが渇きすぎて一気飲み。
この頃から店内にもぱらぱらとお客さんが入ってきて、たちまち満席。
混みあってても、ワタシの席に相席させることもなく、それどころか「にぎやかでごめんなさいね」と、お店のおねぃさんは気遣ってくださるほどだ。ありがとうございます。
ま、相席もなにも、じんじんしてる靴下を脱いだ足をぶらぶらさせてるような汗だくへんろと同じ席には誰も座りたがらないだろうけど・・・(^_^;)
アイスコーヒーを飲みきって、メモを整理していると、お腹がなった。
うそ。となりのファミリーのあれこれ注文するメニューを聞いてるうちに食べたくなったのだ。あぁ、どこまでもいじましいへんろです、すいません。
で、メニューをしげしげと眺めて発注したのは、五穀オムカレー(たしかそんな名だった)。
五穀米をくるんだオムライスにカレーがかかってる、ま、メニューの名のとおりなんだけれど、これが美味かった。そしてボリューム満点!
おへんろ中に、カレー食べるなんて新鮮だっただけにカンゲキもひとしお。
おねぃさんは1人忙しく立ち働いていて(もうひとりは厨房に?)、なんども客席と厨房を往復する。
そのたびに、ワタシにニコッと笑って「ゆっくりしてってくださいね」とか「お水入れましょうね」とか声をかけてくださるおもてなしのココロ満点ジョシなのだ。
そのお心遣いに甘えて、たっぷり休憩させていただき、さて、そろそろ宿へ向かおうとレジで精算をお願いすると、「コーヒー代はお接待です」と言ってまたニッコリ笑ってくださった。
(・・? ま、マジですか!す、すいません。ありがとうございます。とてもおいしかったです。ごちそうさまでした。
厨房の方を見ると、もう1人の方もニッコリ会釈してくださった。
「この先も、どうぞお気をつけて・・・」と見送るおねぃさんにもう一度お礼を言い、ワタシは慌てて階段を駆け下りて、道の駅の店から国道へ走り出た。
だって、もうちょっとで泣きそうな顔みられてしまいそうだったから。
なんかね、いい人ばっかりなんですよぅ。あんなに無条件に笑顔をむけてもらったり、手を振ってくれたり、(コーヒーも・・・)なんでそんなにいいひとばかりなの!
国道を歩きながらも、しばらくは目の前の景色がにじんで仕方なかった。
このあたりの地名が『御荘』と書いて、みしょうと読むのだそうだ。ふぅん。
ここで、お昼も調達しようと店内を例によって徘徊。
なにか、こう地元ならではの食材を使ったお弁当みたいなのないかなーと思って見て回ったけれど、そういうのはないみたい。しょぼん。
店内を3周したところで、2Fに喫茶店があることに気づいた。
ちょっとくたびれてもいたし、イスに座りたかったので2Fへ・・・。
シックなお店には店員さん2人しかおらず、ログハウス風な席に案内され荷物を下ろす。
ここの水出しアイスコーヒーってのが、お店イチオシらしく、たしかにとてもおいしかった。
いや、のどが渇きすぎて一気飲み。
この頃から店内にもぱらぱらとお客さんが入ってきて、たちまち満席。
混みあってても、ワタシの席に相席させることもなく、それどころか「にぎやかでごめんなさいね」と、お店のおねぃさんは気遣ってくださるほどだ。ありがとうございます。
ま、相席もなにも、じんじんしてる靴下を脱いだ足をぶらぶらさせてるような汗だくへんろと同じ席には誰も座りたがらないだろうけど・・・(^_^;)
アイスコーヒーを飲みきって、メモを整理していると、お腹がなった。
うそ。となりのファミリーのあれこれ注文するメニューを聞いてるうちに食べたくなったのだ。あぁ、どこまでもいじましいへんろです、すいません。
で、メニューをしげしげと眺めて発注したのは、五穀オムカレー(たしかそんな名だった)。
五穀米をくるんだオムライスにカレーがかかってる、ま、メニューの名のとおりなんだけれど、これが美味かった。そしてボリューム満点!
おへんろ中に、カレー食べるなんて新鮮だっただけにカンゲキもひとしお。
おねぃさんは1人忙しく立ち働いていて(もうひとりは厨房に?)、なんども客席と厨房を往復する。
そのたびに、ワタシにニコッと笑って「ゆっくりしてってくださいね」とか「お水入れましょうね」とか声をかけてくださるおもてなしのココロ満点ジョシなのだ。
そのお心遣いに甘えて、たっぷり休憩させていただき、さて、そろそろ宿へ向かおうとレジで精算をお願いすると、「コーヒー代はお接待です」と言ってまたニッコリ笑ってくださった。
(・・? ま、マジですか!す、すいません。ありがとうございます。とてもおいしかったです。ごちそうさまでした。
厨房の方を見ると、もう1人の方もニッコリ会釈してくださった。
「この先も、どうぞお気をつけて・・・」と見送るおねぃさんにもう一度お礼を言い、ワタシは慌てて階段を駆け下りて、道の駅の店から国道へ走り出た。
だって、もうちょっとで泣きそうな顔みられてしまいそうだったから。
なんかね、いい人ばっかりなんですよぅ。あんなに無条件に笑顔をむけてもらったり、手を振ってくれたり、(コーヒーも・・・)なんでそんなにいいひとばかりなの!
国道を歩きながらも、しばらくは目の前の景色がにじんで仕方なかった。
by ke-ko63 | 2010-12-07 22:26 | お遍路に行きたい | Comments(4)
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クマタカ
at 2010-12-08 15:52
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遍路の多くはオッサンに爺ちゃんに兄ちゃんなどヤローども。
割合の少ない(妙齢の)ジョシは余計に気になり、何かしてあげたいと思うのでしょう。
はりQさんを涙ぐませた店のおねぃさんは、菩薩の化身ですな。
割合の少ない(妙齢の)ジョシは余計に気になり、何かしてあげたいと思うのでしょう。
はりQさんを涙ぐませた店のおねぃさんは、菩薩の化身ですな。
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ke-ko63 at 2010-12-08 22:39
>クマタカさん
妙齢って、いくつまでを言うのかはこの際言いっこなしということでよろしくおねがいします。はい。
この世知辛い世の中、袖すりあうも他生の縁って言葉をしみじみ実感する今日この頃。朝の挨拶だったり、ありがとうって感謝の気持ちだったり、ほんのちょっとのことでお互いが気持よくなれるのに、もったいないことしてるなぁ。。。って思うわけですよ。まったく。
妙齢って、いくつまでを言うのかはこの際言いっこなしということでよろしくおねがいします。はい。
この世知辛い世の中、袖すりあうも他生の縁って言葉をしみじみ実感する今日この頃。朝の挨拶だったり、ありがとうって感謝の気持ちだったり、ほんのちょっとのことでお互いが気持よくなれるのに、もったいないことしてるなぁ。。。って思うわけですよ。まったく。
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まねき猫
at 2010-12-10 11:35
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こんにちは、私はこの道の駅の向かいの食堂でカツオのタタキを食べたのですが
あまりに美味しいのでお代わりしてしまいました。
店の名はなぜか「なにわ」でした。
お遍路中に覚えた和顔施という言葉があります。
お金や物を与えること以外にも、他人にやさしい言葉をかける
笑顔で接することが施しのひとつなんだそうです。
あまりに美味しいのでお代わりしてしまいました。
店の名はなぜか「なにわ」でした。
お遍路中に覚えた和顔施という言葉があります。
お金や物を与えること以外にも、他人にやさしい言葉をかける
笑顔で接することが施しのひとつなんだそうです。
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ke-ko63 at 2010-12-10 21:27
>まねき猫さん
和顔施。いい言葉ですね。
普段の生活でも、それができればいいのだけれど・・・まだまだ修行が足りないようですワタシ。
道の駅の前のそのお店。ワタシが歩いた時はなぜかおやすみだったようで、お代わりするほどおいしかったと聞くと、なんともクヤシーーーッ
和顔施。いい言葉ですね。
普段の生活でも、それができればいいのだけれど・・・まだまだ修行が足りないようですワタシ。
道の駅の前のそのお店。ワタシが歩いた時はなぜかおやすみだったようで、お代わりするほどおいしかったと聞くと、なんともクヤシーーーッ