2泊3日の秋遍路 その2 金木犀との再会
吉備SAで休憩後、運転手交代。
ふーっ、実はとぉっても眠かった。ここ数日あまり眠れてなかったんだった。(よくぞご無事で…)と、内心自分を労いながら、助手席へ…。
運転の疲れと、睡眠不足とワンマンショー疲れが渾然一体っとなって襲いかかってくるうち、こっくりこっくり…。いつの間にか眠ってしまう。すぴー。
ふと目が覚めると、あら?なんだか見覚えが・・・
前回の灼熱遍路で歩いた伊予西条駅近くだった。
国道から逸れて、山手に向かって走る。(あらなんで?)と、寝起きのぼんやりした頭で、夜が白々と明けだした辺りの景色を眺めていると、クルマが止まった。
『王至森寺』だ!
うわーん、日本一でっかい金木犀があるお寺じゃんかー!これも、灼熱遍路の時に「ちょいと寄り道しましょう」ってぇんで、立ち寄ったところだったけれど、今頃ならば、あの木にいっぱい小さな黄色い花が咲いてるだろうなぁ…と思ってた。かおり風景100選にも選ばれていて、4キロ四方にまで金木犀の香りが漂うと説明板にあった、あのお寺だ。
クルマを下りて、朝焼けに染まる空を仰ぐ。朝のひんやりした空気を深呼吸する。
「あんまり匂いませんな」
2ヶ月ぶりの金木犀は、びっしりと小さな花をつけているが香りは残念ながらあまりしなかった。花の盛りを過ぎてしまったのか、花に鼻をこすりつけるようにしてもかすかにしか香りがしない。
「空気が冷たいからでしょうかね?また、帰りに寄りましょう」
すっかりカラダが冷え切っていたので、車内があったかく感じる。
空気が冷たいと香りが立たないのかどうかわからないけれど、なによりワタシは満開の時のココの金木犀に逢いたかった。
もうね、香りなんてどっちでもよかったかも…。それよりもなによりも、なんにも言わなかったのに、ココに連れてきてくれたことが嬉しかったし、感激した。ありがとうね。
「さて、じゃ、そろそろ本日のメインイベントへ向かいますか。」
クルマは、石鎚山へ向けて走りだした。
ふーっ、実はとぉっても眠かった。ここ数日あまり眠れてなかったんだった。(よくぞご無事で…)と、内心自分を労いながら、助手席へ…。
運転の疲れと、睡眠不足とワンマンショー疲れが渾然一体っとなって襲いかかってくるうち、こっくりこっくり…。いつの間にか眠ってしまう。すぴー。
ふと目が覚めると、あら?なんだか見覚えが・・・
前回の灼熱遍路で歩いた伊予西条駅近くだった。
国道から逸れて、山手に向かって走る。(あらなんで?)と、寝起きのぼんやりした頭で、夜が白々と明けだした辺りの景色を眺めていると、クルマが止まった。
『王至森寺』だ!
うわーん、日本一でっかい金木犀があるお寺じゃんかー!これも、灼熱遍路の時に「ちょいと寄り道しましょう」ってぇんで、立ち寄ったところだったけれど、今頃ならば、あの木にいっぱい小さな黄色い花が咲いてるだろうなぁ…と思ってた。かおり風景100選にも選ばれていて、4キロ四方にまで金木犀の香りが漂うと説明板にあった、あのお寺だ。
クルマを下りて、朝焼けに染まる空を仰ぐ。朝のひんやりした空気を深呼吸する。
「あんまり匂いませんな」
2ヶ月ぶりの金木犀は、びっしりと小さな花をつけているが香りは残念ながらあまりしなかった。花の盛りを過ぎてしまったのか、花に鼻をこすりつけるようにしてもかすかにしか香りがしない。
「空気が冷たいからでしょうかね?また、帰りに寄りましょう」
すっかりカラダが冷え切っていたので、車内があったかく感じる。
空気が冷たいと香りが立たないのかどうかわからないけれど、なによりワタシは満開の時のココの金木犀に逢いたかった。
もうね、香りなんてどっちでもよかったかも…。それよりもなによりも、なんにも言わなかったのに、ココに連れてきてくれたことが嬉しかったし、感激した。ありがとうね。
「さて、じゃ、そろそろ本日のメインイベントへ向かいますか。」
クルマは、石鎚山へ向けて走りだした。
by ke-ko63 | 2011-10-12 21:32 | お遍路に行きたい | Comments(0)