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九州への旅ですばい その3 年をとるということ

四十九日の法要と納骨を済ませた翌日、叔父さんがドライブに連れてってくれるというお言葉に甘えて天草へ。
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途中、かかし祭りなるお祭りに遭遇しましたよ。
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この叔父さんの取り扱いについては、事前にイトコにいろいろと聞かされていて、走り出したら止まらないからよくよく気をつけて…。ということだったけど、叔父さんは話が長い、そして果てしない、そして空気を読めないという三重苦なんだとか。
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崎津天主堂。ステキ~ィ!この日は平日だったので、観光客もわれわれのみで貸し切り状態。教会の中にも入れます。撮影ダメなのが残念。
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ほっそい路地を入って行くと…
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海に出ます。

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海と天主堂。いいなぁ~、すごくいい!

たしかに昨日の法要あとの会食でもワンマンショーだったし、そのあとも家に上がり込んで2時間しゃべりまくるという疲れ知らずな叔父さんは、今朝も絶好調なようで話に夢中になるあまり道を間違えることしばし…。
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叔父さんがしゃべりすぎて、予定していた「うまい魚を食べさせる店のランチ」に間に合わず、通りがかりのお店でチャンポン。そうです、長崎が近いもんね。
が、「猫舌だから」と冷めるまでしゃべりまくってた叔父さんのチャンポンは冷めるのを通り越して完璧にのびてました。ワハハ~

久しぶりの母の故郷で、いつも頼りにしていた伯父さんや伯母さんがすっかり年をとってしまってひとまわり小さくなっちゃったことや、法事の間も耳が遠くなってしまったせいかあまりしゃべらずずっと置物ののように座ってる伯父さんを見ていると、年月の流れをいやというほど思い知らされました。

が、しかし!
この叔父さんは無敵。ザ・チャンピオン。
地元にまつわる歴史の話から、経済の話、政治の話題になったかと思いきや、孫が可愛いくってしかたないって話、そして見聞を広げるために訪れた海外の話などなど話題は多岐にわたるマシンガン叔父さん。叔父さんの取り扱いについてはイトコから注意点を聞いていたけれど、わたしは案外楽しめました。
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大江天主堂。ここもステキッ。

でもね、この叔父さんが元気でよかった。
みぃ~んな年とっちゃってすっかりおじいさん、おばあさんになっちゃったのが、当たり前なんだけどなんだかショックだったのよね~。
叔父さんの奥さんが母の妹で、その叔母さんが愛用していた帽子をいつも被ってどこへでも行くという叔父さんは、叔母さんが亡くなってもう10年以上になるけれど今も愛妻家なのがステキ。

叔父さんといちんちじゅう話すのもはじめてだけど、これも母のことがあってのおかげのような気がします。

翌日、大阪へ帰るときになって駅まで送ってくれるイトコのクルマに荷物を積み込んでると、叔父さんが空港まで送ってあげるとクルマで来てくれたけど、駅に向かう車中でイトコが「空港までまたずーっとしゃべるつもりばい。」とあきれてたのがおかしかった~。
叔父さん、バイバ~イ。また今度きたときにどっか連れてってね~ ってげんまんして別れました。

母のための里帰りだったけど、わたしにとっていろいろ考えさせられる故郷訪問でした。みんな年をとっていくのはさみしいけれど、そこそこ元気でいてくれるのがイチバンです。
なんやかんやゆうて、故郷訪問するのクセになりそうです。

                      おしまい


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by ke-ko63 | 2015-05-07 19:31 | うれしーもん | Trackback | Comments(2)  

九州への旅ですばい その2 伯母さんのこと

イトコのクルマで、施設で暮らす伯母さんに会いに行きました。
認知症が進んで、ワタシや妹の名前は出てこないけれど、それでも目を大きく見開いてうんうんと頷いてくれます。イトコによると「誰だか名前は出ないけど、知らない人じゃない ってわかってるときの顔」だと言います。ちょうどこの日が伯母さんの86回目のバースデーだったそうで、「思いがけない嬉しいお誕生日になったね~」と話しかけるイトコに「ほんなこつ、うれしか~」と何度も何度も「うれしか~」を連発し、涙流して喜んでくれる伯母さん。
「いえいえ、うれし~のはこっちの方やわ。おばちゃん元気でいてくれてほんなこつうれしか~」と方言をまねて、何枚も一緒に写真におさまりました。
伯母の体調を考えて、母のことは伏せた方がいいだろうと施設の方が言うのに、ワタシは抵抗を感じていたけれど、いま、この伯母の喜ぶ顔を見ていると母の亡くなったことを話す意味よりも、伯母が今日も元気で機嫌よく過ごすことのほうが大切に思えるようになりました。母もわかってくれると思います。

「おばちゃん、元気でいてねー。また会いに来るからね」
生きてればいい、生きてるだけでいい。生きていてくれるだけでいい。
ワタシのことがわからなくったって、構わない。またきっと会いに行くから元気でいてね~
伯母さんに会って、ずっと奥歯を噛み締めてこらえていた感情がわぁっと溢れそうになりながら、手を振って施設を後にしました。
このあと、今回お世話になるお寺さんへご挨拶に伺い、ご住職から母が子供の頃の話を聞くうち、また切なくなってきました。
イカンイカン、しっかりせねば!いちいちメソメソしとる場合ではないぞ自分!
ふんどし締めなおしてかからねば!

                          つづく



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by ke-ko63 | 2015-04-30 10:34 | さみしーもん | Trackback | Comments(6)  

九州への旅ですばい その1望郷篇

母のふるさと九州は熊本へ行ってきました。
「元気になったら田舎に帰りたい」って言ってた母。
九州新幹線でびゅ~んと熊本まで直通で行けるようになったことをとても楽しみにしてました。
「遅そなってごめんな」と詫びつつ、駅弁を買って、いざ出陣。
今回は、四十九日法要と納骨のためのふるさと訪問。気張っていかんとあかんのです。
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熊本からは、これまた母がとても乗りたがっていた【A列車で行こう】に乗り継ぎます。
熊本と三角を結ぶローカル線ですが、結構な人気だそうでほぼ満席です。
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窓辺に置いた小さな母に語りかけます。
「ね?見てる?田舎の風景やね~、懐かしい?」
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10年前に母とふたりで来た時は、母はとても元気で若かった。なのに、10年後、こんなかたちで田舎に帰ることになるとは思ってもみなかった。
ね?ほんまに…。十年一昔…。

駅でイトコが迎えてくれて、今回のことをねぎらってくれるのに、思わずうるっとくるけれど、イカンイカン今回の旅はワタシがしっかりせねば!

                           つづく


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by ke-ko63 | 2015-04-29 18:41 | さみしーもん | Trackback | Comments(0)  

桜も散ってしまいましたね

ここ数日、大阪も雨が続いてます。
今年も咲いてくれた桜も、葉桜になってしまいました。
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万博公園の桜は、去年、母とでかけました。
そんなことを思いながら、5日に万博公園の桜を見に行きました。
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去年、あそこに座ってサイダー飲んだなぁ…
とか
去年、ここからのアングルで写真を撮ったなぁ…
とか
いろいろ思い出すと切なくなります。
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去年いた母がもういない。そんなこと去年考えたこともなかったのに…。
去年あんなに元気に笑ってたのに…。
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桜は毎年同じように咲いてくれるけれど、決して同じ桜ではないのですね。
遺された者は、生きていかなくてはならないのですね。



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by ke-ko63 | 2015-04-11 18:36 | さみしーもん | Trackback | Comments(2)  

さくらさくら…

知らなかった。
こんなに見事な桜のトンネルがあるなんて…
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いつも近くを通っていたのに、なんで去年気づかなかったんだろう。
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だれもが空を仰いで、そしてニコニコしている風景。
親子で写真を撮り合いっこしてる風景。

去年はそうだったのに…。
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この桜を母に見せてやりたかった…。
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by ke-ko63 | 2015-04-02 21:48 | さみしーもん | Trackback | Comments(3)  

おはぎのおもいで

お彼岸です。
今年もおはぎ作りました。
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モノは同じでいても春はぼたもち、秋はおはぎというのがほんとうだそうですが、ウチでは子供の頃から年間通じて"おはぎ"と呼んでいました。

お彼岸になるといつも母は作ってくれました。
サイズが大きくて2つも食べるとお腹いっぱいになるけれど、それでも妹と競って食べていました。

母の作るおはぎはレシピがありません。
いつも横で見ているワタシに「甘さはこれくらいやで」とか「豆の硬さはこんな感じ」と、舌におぼえさせるものでした。
おはぎだけじゃなくて、すべての料理がそうでした。

いくら真似てみても、どうしても母の味にはおよばない。なにかちょっと違う…と思いながらも今年もおはぎを作りました。
母が作るより少し小ぶりですが、どうしても何かが違う。母の作るあの甘くてやさしいおはぎにはならない。

お彼岸の中日。
あったかい春の陽射しに誘われてぶらぶらしていると、満開の河津桜をみつけました。
あ!そうだった、母が退院した2年前のこの時期、散歩していてこの桜を見つけて二人で写真を撮ったんだった。母がたいそう喜んで写真におさまったんだった。
「退院できてよかったねー、まさかの花見やねー」とふたりで見上げた桜でした。
その母はもういません。
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3月5日に母は亡くなりました。

頭が良くて器用で料理が上手でオチャメで賢い人でした。
そして、いつもワタシと妹の味方でいてくれる母でした。

母にもおはぎをお供えしました。
「ちょっと甘みが足らんかな?いや、甘さ控えめでえぇな」って言ってくれてるかもしれません。

-生前賜りましたご厚情に、故人になり代わりまして厚く御礼申し上げます-

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by ke-ko63 | 2015-03-21 13:18 | さみしーもん | Trackback | Comments(6)  

ハピバスデー

衆議院選挙で盛り上がる14日。母は78回目の誕生日を迎えました。
正直、今年は覚悟してました。まさかこうして誕生日を迎えることができるなんて…。
フェニックス、まさにフェニックスです。
今年の誕生日は、なにものにも代えがたいありがたい一日でした。

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ハタの思いはそっちのけで、ご本人は本日も機嫌よくテレビを見ております。すっかりテレビっ子です。

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by ke-ko63 | 2014-12-19 16:43 | うれしーもん | Trackback | Comments(6)  

萩のおもいで

気づけばお彼岸。
そういえばそろそろ見頃かな・・・とでかけました。
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東光院 萩の寺
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母がまだ歩けていた頃、二人できた時もちょうど今ごろでした。
満開の萩の花のトンネルをくぐりながら、写真をとったのを思い出します。
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術後2ヶ月。
ICUで2度の危機を乗り越え、おかげさまで昨日一般病棟へ移りました。
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by ke-ko63 | 2014-09-25 10:22 | さみしーもん | Trackback | Comments(15)  

毎日あっついですねー(;^ω^)

ごぶさたしております。はりQでございます。

このブログをほったらかしなまま月日は流れ…気づいたら8月に突入です。いやはや暑い暑い・・

7月下旬に体調を崩した母をクルマに乗っけて近くの総合病院へ連れて行き、救急で診てもらうと

そのまま入院、即緊急手術。

4時間の大手術を終え、一旦は快方に向かい、少しずつ話せるようになった先週末、また容態が急変。

もう上がったり下がったりなジェットコースターに乗ってるような日々です。

『大丈夫。きっと母なら大丈夫。』

体中にいろんな管をつけられ、電子機器に繋がれて人工呼吸器に助けられている状態ですが、大丈夫、母は大丈夫です。
2年前にも生還した母です。今回もきっと戻ってきます。

今日はね、目をパチパチやって薄目あけましたよ。

母の生命力スゴイんです。
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by ke-ko63 | 2014-08-05 13:35 | すごいもん | Trackback | Comments(10)  

フランチェスコ1世 アルゼンチーナだそうです

母がウチに帰ってきて10日。

介護も根くらーべです!

毎日のおさんどんに3時間おきのおむつ交換、車椅子で近所の散歩、クルマに乗せてスーパーへ買い物に出たり、外食に連れ出したり・・・。入院中の外泊で予行演習していたものの、こりゃ思ってたよりしんどいわ。

妹もウチに呼んで退院とひな祭りを一緒にお祝いし、夜にマンションへ送っていった翌日に倒れ、母と入れ違いに入院。のほほーんとしてるような妹も、母の退院でホッとして疲れがどっときたのかもしれない。
「お世話になりましたー」と一昨日退院の挨拶した看護師さんたちに「またお世話になりますー」と挨拶するという変な図。また病院通いか・・・と思ったものの、幸い大事なかったので二日後に退院し、心配なので週末までウチで過ごすことに・・・。

週3でディサービスに通う母の留守に、ウチの掃除やら通院やら買い出しを済ませ、母の帰宅の時間に間に合うように慌てて帰宅する。
一日あったことを楽しそうに話す母を見てると、退院させてよかったなぁとつくづく思う。

お気に召さないおかずを出すと、露骨に食べない母にアフリカのこどもの話をし、食べたいというから連れてったラーメン屋で、「おいしくない」と二口くらい食べて残す母に、「コラコラいーかげんにしなさいっ!」と笑いながら裏手でツッコミいれる。

毎日があっという間で、退院してもう10日も経ったのか!な感じです。
ただ、あれもこれも・・・は、とうていひとりではこなせないので要領よく効率を考えないと長く続かないことに気づきました。無駄を省いて、なるべく母と一緒にゆっくりできる時間をつくるのが今のところの目標。

めまぐるしい毎日だけど、けっこう元気に走り回ってます。そんな丈夫なカラダに産んでくれた母に感謝。
「あんたが寝たきりになったらわたしが介護したるからな」と言ってくれます。頼むでホンマに001.gif

で、ふと気づいたら今日は3月14日。確定申告って15日までと気づいてボー然としてます。

うそ。

こないだ買った柿の種をぼりぼり食べて、現実から目をそむける朝4時です。
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by ke-ko63 | 2013-03-14 04:39 | かなんもん | Trackback | Comments(7)