おばすな土佐日記 vol.42 -第4回遍路行-
ゆきずりの自転車おじさんに背中を押され、焼坂峠へ向かう。
そう、同宿の静岡おじさんも、宿のお母さんも、みんなみんな焼坂峠をあんなにすすめるのだ。こりゃこっちのルートを歩きなさいというお大師さんのお導きだわ・・・と勝手に解釈して歩く。
やっぱり国道より山道がいいねー。鳥のさえずり、お日ぃさんのキラキラ、木の枝のこすれる音、やわらかい土の感触、野に咲く花・・・。
焼坂峠バンザ~イ。
ご満悦で歩くうち、また例の看板にでくわす。
”焼坂峠は迂回してもらいまっさー”の看板だが、ゆきずり自転車おじさんは、「そんなんうそうそ」って言ってたのに、ほんまやん!
本来のへんろ道から迂回させられるのは、どうやらほんとらしく、もうドキドキ。
が、大看板の横に小さな看板があり、”○○メートルほど先で左折です”というコメントと共に、右折ポイントの現場写真を掲示してある。
「おっ!気が利くねぇ・・・」
しかし、"その左折ポイントの現場はこんなんですよ"という”現場写真”を記憶するほどおつむはよくできてないのだ。仕方なく、その現場の絵をデジカメで撮影して、先へ進む。(石橋を叩くのも結構手間かかるのですよ)
慎重に慎重に歩いていると、問題の左折ポイントにたどり着くまでの途中にも何度も"あと○○メートルですよ"的な掲示があり、いよいよ右折のポイントにくると”ここ!”みたいな案内がしてあって、迷いようがないのだ。
へんろ道迂回ルートは、今、ここで高速道路をつくっているそうで、その工事の兼ね合いで迂回させられるのだそうだ。
歩いていると、高速道路の工事現場にでくわし、ダンプカーや安全第一の黄色ヘルメットをかぶった人々が忙しく走り回っていた。
「えっ!?」と戸惑っていると、ガードマンの人なのか手招きしてくれて建設中の現場を横断するコースを先に立って誘導してくれる。
山を削って、道を舗装する工事をしているようで、歩道ではないため安全柵などもなく、うっかり足を滑らすと、あ~れ~ってな具合に山裾まで転げていきそうなところだ。
高速道路建設中現場を歩くなんて、なかなかでけへん体験やなー って思いながら、引率される。工事区間を過ぎたところで「じゃ、お気をつけて・・・」と見送ってくださった。ありがとうございます。
10mくらい歩いて、ふと振り返ると、まださっきのガードマンさんがこっちを見守ってくれていたので、手を振ってから先へ進んだ。
その後、へんろ道へ合流する地点へ出ることができ、無事に焼坂峠をクリア。かっちょいー電車も走っている。下界ばんざーい。
迷子→白骨化は、免れたようでよかったよかった。もう少し行くと、久礼の町だ。
そう、同宿の静岡おじさんも、宿のお母さんも、みんなみんな焼坂峠をあんなにすすめるのだ。こりゃこっちのルートを歩きなさいというお大師さんのお導きだわ・・・と勝手に解釈して歩く。
やっぱり国道より山道がいいねー。鳥のさえずり、お日ぃさんのキラキラ、木の枝のこすれる音、やわらかい土の感触、野に咲く花・・・。
焼坂峠バンザ~イ。
ご満悦で歩くうち、また例の看板にでくわす。
”焼坂峠は迂回してもらいまっさー”の看板だが、ゆきずり自転車おじさんは、「そんなんうそうそ」って言ってたのに、ほんまやん!
本来のへんろ道から迂回させられるのは、どうやらほんとらしく、もうドキドキ。
が、大看板の横に小さな看板があり、”○○メートルほど先で左折です”というコメントと共に、右折ポイントの現場写真を掲示してある。
「おっ!気が利くねぇ・・・」
しかし、"その左折ポイントの現場はこんなんですよ"という”現場写真”を記憶するほどおつむはよくできてないのだ。仕方なく、その現場の絵をデジカメで撮影して、先へ進む。(石橋を叩くのも結構手間かかるのですよ)
慎重に慎重に歩いていると、問題の左折ポイントにたどり着くまでの途中にも何度も"あと○○メートルですよ"的な掲示があり、いよいよ右折のポイントにくると”ここ!”みたいな案内がしてあって、迷いようがないのだ。
へんろ道迂回ルートは、今、ここで高速道路をつくっているそうで、その工事の兼ね合いで迂回させられるのだそうだ。
歩いていると、高速道路の工事現場にでくわし、ダンプカーや安全第一の黄色ヘルメットをかぶった人々が忙しく走り回っていた。
「えっ!?」と戸惑っていると、ガードマンの人なのか手招きしてくれて建設中の現場を横断するコースを先に立って誘導してくれる。
山を削って、道を舗装する工事をしているようで、歩道ではないため安全柵などもなく、うっかり足を滑らすと、あ~れ~ってな具合に山裾まで転げていきそうなところだ。
高速道路建設中現場を歩くなんて、なかなかでけへん体験やなー って思いながら、引率される。工事区間を過ぎたところで「じゃ、お気をつけて・・・」と見送ってくださった。ありがとうございます。
10mくらい歩いて、ふと振り返ると、まださっきのガードマンさんがこっちを見守ってくれていたので、手を振ってから先へ進んだ。
その後、へんろ道へ合流する地点へ出ることができ、無事に焼坂峠をクリア。かっちょいー電車も走っている。下界ばんざーい。
迷子→白骨化は、免れたようでよかったよかった。もう少し行くと、久礼の町だ。
by ke-ko63 | 2009-12-07 22:11 | お遍路に行きたい | Comments(4)