中村屋っ!

17日。
久しぶりの歌舞伎見物!

大阪平成中村座 夜の部。
谷4で下りて、右手に難波宮跡を眺めながら左へ折れる。上町筋に沿って歩きつつ右手前方に大阪城を見つけると、何度も見ても「おぉーーーっ!」と言わずにはおれない。いや、たしかに天下の名城だわ。

NHK大阪放送センターに隣接する大阪歴史博物館から見下ろす大阪城のロケーションが、最も大阪城を美しく見ることができるアングルなのだとワタシはかねがね思っているのだけれど、今回はカット。
(大阪城へ行かれる予定のある方はぜひおためしくだされ。それはそれは見事なのですよ)

e0008223_19122327.jpg上町筋を渡って、いよいよ大阪城へ・・・
”大阪平成中村座”のノボリがそこここに立っていて、芝居見物の高揚感はいやでも盛り上がる。
広場を抜け、お堀にかかる橋を渡って大手門をくぐる。
左手に西の丸庭園。今回の平成中村座はここに小屋を建てている。

まだ、開場まで少し時間があるので芝居へのワクワク感をひっさげたまま、西の丸をスルーしてそのまま修道館の前を通り、豊国神社を左へ折れて桜門へ・・・。
その目の前にどどーんと飛び込んでくるのが天守閣。「イヨッ!三代目ッ!」と、大向こうよろしく声をかけてみる。
まっすぐ進んで、入場券を買い(大阪検定合格者は100円オフ♪)、石段をのぼって天守閣へ進む。

e0008223_19125765.jpg威風堂々。難攻不落の城と言われた所以がわかりますなぁ(三代目やけど)
エレベータの行列に参加し、5階まで運んでもらい、そこからてっぺんの8階まで階段を上がっていく。ハヒーハヒー。
三代目の天守閣を再建には、市民らによる150万円にものぼる寄付がなければできなかったと言われる。全額寄付で再建したというこの事実!
ね、ここらへんの大阪人の心意気を知ってほしい。ケチやないんです。しょーもないカネは使わんっちゅーこってす。
ついでに、大阪八百八橋のうち幕府直轄の公儀橋は、たったの12本。それ以外は皆、庶民が橋を架け、メンテナンスしていたということも知ってほしい。大阪人はケチやないんです。出すときゃ出すんです!
そんなこんなで、今の三代目は1931年11月に完成。

e0008223_19133613.jpg休日ということもあってか、結構な観光客で最上階はごった返している。その隙間から大阪の地を見下ろすと、ほれ、太閤さんにちょっとだけ近づいたような気分に・・・。

帰りは1階まで階段で下ろされる。各階趣向を凝らした展示があるので飽きさせない・・・けれど、今日は時間がないのでカット!
今、天守閣では『特別展 秀吉への挑戦』開催中です!

ちゃっちゃと1階まで下りてきて西の丸まで駆け足!
ちょうど開場したところに滑り込む。小屋の前には鼻緒を修繕する店や、ポチ袋を売る店、舞台写真を売る店などが並んでいて、芝居を見る前のワクワク感がさらにヒートアップ!
取り急ぎ、番附と生ビール、おべんとをゲットンして入場。
靴を脱いであがるスタイルってのが新鮮。劇場でお客さまを出迎える梨園の妻を捜したけれど(いてはったんかもしれんけど)見つけられず、自席へ着席。


e0008223_1914888.jpg演目は・・・

・俊寛
・太閤桜
・弁天娘女男白波

感想は・・・ま、ヤボなこたぁよしにして・・・(^_^;)

ただ、太閤桜のクライマックス、「ほな、大阪城でお茶でも飲もうか」と秀吉っさん役のハッシー成駒屋と、光秀役の萬屋シドーの語らう場面で2人の間合いが「妙に広いな?」と訝しんでたら、バッと後ろの書割が取れてライトアップされた天守閣が、「じゃじゃーん!」てな具合に登場した。(らしい。)
(らしい)ってのは、舞台に正対している観客席からどよめきがおこったからで、ワタシの席からはまったく見えなんだゆえ。
当日は、日が落ちてから気温が急に下がり空気も冴え冴えとし、すばらしい月夜の晩だった。
こういうシカケは、劇場では見ることができないだけにチト残念だったけれど・・・

中村屋の俊寛は言わずもがな。
勘太郎クンのセリフ回しや口説がおとーちゃんにそっくりになってきたことに年月を実感・・・
七之助クンの弁天小僧も荒削りながらもよかったァ。
「知らざあ言って聞かせやしょう 浜の真砂と五右衛門が 歌に残した盗人の・・・」の七五調のセリフがはじまるとゾクゾクッときますな。
大向こうの『間』も絶妙!

やや。こりゃ野暮天でしたな(^^ゞ

e0008223_19142652.jpg
やー、歌舞伎ってほんまよろしいな。
役者、舞台、観客の三位一体で至福の秋の夜でごぜーやした。
はぁーっ、シャーワセー♪
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by ke-ko63 | 2010-10-22 19:15 | しゃーわせーなもん | Trackback | Comments(2)  

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Commented by mikeblog at 2010-10-24 00:44
名優揃いでこれはよろしいなー!群馬では見られませんよ。やはりそちらは本場ですね。
大阪城のビューポイントというのがあったのかー。金の鯱を見るとなんだか石川五右衛門になった気がしてしまう私です。
Commented by ke-ko63 at 2010-10-24 10:39
>ミケさん

久しぶりの芝居見物。よかったですー。
劇場で見るのとはまたちょっと違う雰囲気に、きっと昔はこんなだったんだろうなーてな感慨もあったりで・・・。
平成の大改修でオトコっぷりをあげた大阪城。
ぜひぜひ一度お越し下され

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