船場ぶらぶら3

e0008223_21402320.jpg神農さんの近くでは、聞き覚えのあるリズムが…。
ん?この鉦の音、これはもしや…天神さんのテーマ曲ではないのか!
と、音の方へ走っていくと(さっきのどてやきを持ったまま)コインパーキングの一角で、龍踊りを披露しているおねぃさん一団と、それを見つめるギャラリーを発見。すぐさま合流。
日本三大祭りの天神祭で始終鳴り響いている鉦の音と太鼓の調子に合わせて、龍が体をくねらせ今しも天に昇るようなかっくいー踊りを熱演しているおねぃさんに、しばし見とれる。


e0008223_21415622.jpg神農さんを過ぎ、堺筋を渡ると、そこに古びた町家風の建物。
旧小西儀助商店だ。小西儀助と聞いてもピンとこないが、コニシと言われてもまだピンとこない。が、ほれ、あの黄色の木工用ボンドは誰しも一度は使ったことがあるのでは・・・?
そう、あのボンドを作ってるのがこのコニシなのでするよ!あーびっくり。知らなんだ。

小西儀助商店は、この地で創業し、薬種商として栄えた。
そして、のちにサントリーの創業者となる鳥井信治郎も、ここに丁稚奉公しており、さららにはアサヒビールを最初に造った(のちに手放した)のも小西儀助商店なのだとか。すごいねー。かっこいいねー。

クラシカルな町屋風建築は、母屋と商店が一体になっており、今にも旦さんに叱られた丁稚どんが飛び出してくる、そんな落語の世界が繰り広げられそうな佇まいだ。(国の重要文化財)


e0008223_21445578.jpg道修町通から1本北寄りの通りには、ツタの葉がうっそうと茂るレトロな青山ビル。大正14年の建築。
ここは、大阪名物の丸福珈琲店として使われている。当時のままの内装をぜひ拝見したかったけれど、店内満席ちっくで断念・・・あぁ、残念。


e0008223_21451860.jpg堺筋を南下すると、そこにあるのは生駒ビルヂング。ビルディングやないのです、ビルヂング!ここ注目です。
生駒時計店昭和5年建築。
アールデコ調のオサレな外観は、近年リニューアルされたが当時の趣はそのままにしているのだとか。
出窓部分には、鷲の石像が下を歩く人間を睨みつける・・・。
e0008223_21454056.jpg堺筋に面した最上階には時計、そして振り子を模したデザインになっており夜はこれまた素敵なムードなのだ。


e0008223_21423283.jpg当日は、辰野ひらのまちギャラリーにて、滋賀の金亀酒造さんによる振る舞い酒や、船場ことばのレクチャーなどさまざまな催しもあり、一日しっかり船場を体感できた。
※写真は、歴代神農さんの笹につけられる張り子の虎たち。そう、毎年ちょっとずつモデルチェンジしてはるそうなんですわ。


e0008223_2144512.jpg帰りは堺筋を北へ歩き、大阪証券取引所の前にエバって立つ五代友厚(大阪商工会議所初代会頭)クンを見上げ、難波(なにわ)橋から中之島の中央公会堂を臨み本日の〆に満足した次第でございます。※五代クンは、元薩摩藩士で少し前に訪れた堺の妙国寺での土佐11烈士の切腹事件にも立ち会っておったのですよ。あー、びっくり。

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by ke-ko63 | 2010-11-29 21:56 | かっくいーもん | Trackback | Comments(0)  

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