雪中行軍 宇和の彷徨-2010年越し遍路18-

山道を下りきったところに大洲の街が広がる。坂の右手に臥龍の湯という温泉施設が見えてきた。
そういえば朝からノンストップで休憩なしで歩き通して飲まず食わずで・・・あ、くどいですな。とにかく休憩しようにも休憩できそうなポイントがまったくなかったから仕方なく歩き続けて現在に至る。宿を出発してからずっと歩きっぱなしで大洲入り。かれこれ4時間ぶっとおしですぞ!って、くどい?
時間はお昼をとぉっくに回っていた。ワヒョーン。

歩いているうちはなんともなかったが、ずっとノンストップで歩き続けていたことに気づいた途端、疲労がどんぶらこと押し寄せてきて、飲むこまれてどっと疲れる。
さっきまでなんともなかった足が、突然ガクガクになる。背中のザックは誰か石でも詰めたか?てなくらいに急にズッシリ重く感じるし、ほんの数十メートルで臥龍の湯の入り口のれんに到達するというのに、このほんの短い距離が果てしなく遠く感じる。

e0008223_22421786.jpgお杖にすがりながらやっとのれんをくぐり、右手のレストランに入って案内された席につく。ハヒー。疲れたよー。

なにかあったかいものをとにかく食べたい。で、チョイスしたのは”よもぎうどん”と”ミニねぎとろ丼”のセットなるもの。
朝御飯もロクに食べてなかったことを思い出すと、プラスカツ丼!も脳裏をかすめたが、さすがに人目が・・・。

お腹もいっぱいになったし、たっぷり休憩もしたところでやっと腰をあげる。臥龍の湯には激しくそそられるが、この先もう少し歩く予定のへんろに湯冷めは禁物と、あきらめて表へ出る。

と、そこには、入るときには気付かなかった足湯があるじゃーないですか!しかも無料とな!太っ腹!

吹きさらしの野天足湯にのんびり入っているよな奇特な人はいるはずもなく貸切決定!
お腹もまんぷく、そして疲れた足をあったかーいお湯に浸けるうちに、なんだか眠くなってくる。いかんいかん、こんなところで寝ては死んでしまう。
アタシャまだ歩かねばならんのだ。

温泉に浸かることもなく、なれども十分すぎるほど臥龍の湯を満喫したあと再び歩きはじめる。雪はちらちらするけれど、路面への積雪はたいしたこともない。
足湯のおかげか、スキップできそうなくらいに足取りは軽い。今日の予定はあと少しだ。
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by ke-ko63 | 2011-03-02 22:44 | お遍路に行きたい | Trackback | Comments(2)  

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Commented by さんぽ at 2011-03-04 14:28 x
こんにちは。
御杖が足湯に入ってる写真いいですね。
多分、御杖も疲れているでしょうからね。
(深い意味はありません、、)
確か、これで年越し遍路3年とも足湯に入られていますよね?
いつか結願して「四国遍路足湯マップ」を作られたら皆さんから喜ばれるとかと思いますよ。
Commented by ke-ko63 at 2011-03-04 21:21
>さんぽさん
おだいっさんも、えぇ湯加減やーてゆうてはりました。
言われるまで忘れてましたが、そうですね。毎年足湯に浸かってる。たしかに・・・。
足湯マップいいですねー。でも、見逃してるところもありそうです。歩き遍路にとって足湯ってのはほんとになによりのお接待ですよね。

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