人気ブログランキング | 話題のタグを見る

雪中行軍 宇和の彷徨-2010年越し遍路25-

闘牛の行われる会場の入り口でご夫婦とはぐれる。あちゃー。
会場入口は、正月場所を見物する人でごった返していた。観光客向けのイベントかもね・・・と侮っていたが、どうもそうでもないらしい。愛媛ナンバーのクルマが意外と多い。

チケットを買い、いそいそ会場へ入る。
円形の広い土俵全体をぐるりと囲むようにすり鉢型に座席が取り囲んでいた。ほれ、ローマのコロッセオみたいな、あんな感じ。行ったことはないけど。

かつて、高知の桂浜で闘犬を見たことがある。規模こそ小さいけれど似たような会場設営だった、ただしギャラリーのほとんどが観光客だった。
日頃見慣れたワン公よりも一回りもふた回りもデカい犬が出てきてガルガル言いながら頭といわず、肩といわず、とにかく手当たり次第に噛み合うのだ、甘噛みではない。本気噛みだから、傷口から血がボトボトッと落ち、そして噛んだまま持久戦に入ると今度はヨダレがだらだらと流れ落ちるのだ。
すごい、すごい、大迫力!
と思った矢先、レフリーのおっちゃんが二頭の間を割くのだ。それ以上やると犬へのダメージが大きくなってあとあと使いものにならなくなるのでので、火を点けた新聞紙で両者を分けてしまい、試合はあっけなく終了。

見ていたお客は、( ゜д゜)ポカーン

そういう試合が何試合か続くのが土佐闘犬だった。観光客目当てのイベントだから、まぁ、それ以上やる必要もないんだろうなと、その時はなんとなく納得した。
まぁ、それはいいとしてワタシがどうにも耐えられなかったのはニオイ。
犬くさいったらありゃしない!。
選手入場する前からすでに犬臭立ち込めているのだ。あれはもう二度とごめんだ。

今回も、どうせ観光客相手でしょ!てな、そんな軽い気持ちだ。
ただ、観光客相手のイベントだとしても今回は牛。それもごっつい牛なのだ。迫力は低く見積もっても闘犬の時の5割増はあるに違いない。
しかも、うれしいことに会場入りしても無臭なのだ。牛臭がまったくないのだ!おぉ~これは感激だ。
ホルスタインと戯れる高校生活を送ってたワタシは、いやっちゅーほど牛舎のあのくっさいくっさい牛臭を嗅いで3年間を過ごしたのだ。
お遍路でのどかな田園風景を眺めながら歩いていても数百メートル先の牛舎のニオイを察知するほどの牛臭レーダーを持つ女なのだ。

なのに、無臭。ヤッター\(^o^)/

話がずいぶん脱線したけれど、とにかく無臭で観戦できるなんてすごいゼ宇和島!と試合前から心のなかで拍手喝采なのだった。
雪中行軍 宇和の彷徨-2010年越し遍路25-_e0008223_2326209.jpg

by ke-ko63 | 2011-04-05 23:26 | お遍路に行きたい | Comments(2)  

Commented by おせつ at 2011-04-06 00:47 x
ブログ主様
失礼します。私も土佐闘犬は臭い思い出しかありません。闘犬じたいも何か物足りません。
宇和島の闘牛、私も観戦したく思っております。次回の記事、楽しみにしています。
しかし、私の場合の牛臭ささは、実家の隣で乳牛を飼っていましたが、小さい時だったので、今となっては、感じませんでした。北海道が私の中では感じています。
お遍路、夏までには結願する予定です。頑張ります。
Commented by ke-ko63 at 2011-04-06 19:52
>おせつさん
あらあらこれはこれは・・・(^^)ノ
掬水のグルメ担当おせつ様ではないですか!
いつもいつも四国のグルメ情報を拝見しては、ヨダレをダラダラ垂れ流しておりました。
闘犬。やはりそうですよね。迫力満点なんだけど、どっか観光客向けってのが残念ですね。
闘牛いいですよ。4月場所あるそうです。ぜひぜひ!
夏に結願ですか。どうぞおきをつけて!
名前
URL
削除用パスワード

<< 雪中行軍 宇和の彷徨-2010... 雪中行軍 宇和の彷徨-2010... >>