坂の上の・・・ウキウキ初GW遍路行 5

しばらく行くと、左手に"おへんろ無料宿"という看板の掛かった建物があった。
おぉ!これぞまさしく!
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中がどんなか興味津々で覗いてみたいけれど、鍵が・・・いや、かかってないよ!うわー、開けてみたいなーコレ。開けてみたいけれど、ちょっとコワイような…
無料宿ってことは、お風呂やご飯もあるのかな?いや、そこまではいくらなんでもねぇ…
もしかして、まだ誰か寝てたりする?
もう、朝ですよー って起こしてあげたほうがいいのかも…。

女性の野宿遍路さんもいると聞いたことがあるけれど、彼女たちはこういう所に泊まったりするのだろうか?怖くないんだろーか?ダンシと雑魚寝とかでしょ?(*/∇\*)キャ
膨らむ妄想とはうらはらに根性なしなワタシはとうとう中を覗き見ることができず、通り過ぎた。

大瀬の集落に入る。e0008223_21371217.jpgマメさんの白い花や、ボタン?いや、シャクヤク?のぶわっとした大輪の花が咲き乱れる。
ここいらの人は、庭先の手入れがとても行き届いていて、歩き遍路の目を楽しませてくださる。

集落の入口のところで日向ぼっこしてるのか、おじいさんに遭遇したので「おはよーございまーす(*^-^)ノ」と挨拶すると、スクッと立ちあがり、ととと・・・と接近してきてジャージのポケットをまさぐって、「これでなんか冷たいもんでも飲んでください」と120円を手渡してくださった。
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突然の予期せぬお接待に、戸惑ったワタシはお礼もシドロモドロ。
頭を下げて、ありがとうございます。とだけ言うのが精一杯だった。おじいさんごめんね。

大瀬の集落は街並みがとてもきれいだ。
ノーベル文学賞の大江健三郎の生家もあるらしいけれど、とうとうどれがそれかわからないまま通り過ぎる。(ま、そんなに興味あるわけでもないし。)

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キチンとした佇まいの街並みを眺めながら歩いていると、前方でもうもうと煙が上がっている。
え?火事!?
と、早足で駆けつけると仕出し屋さんが店頭で大きな鯖に串を打って焼いていた。
脂ののった鯖の焼ける香ばしい匂いと共に、もぁもぁもぁ~と立ち上がる煙で、あたり一帯が見えなくなっていた。
めっちゃエェにおい…。そして、すんごくうまそう…
いったん通り過ぎたけれど、この先昼ごはんの調達ができるかどうか不安だったので、引き返す。

うそ。
昼ごはん云々はイイワケです。めっちゃ食べたくなったから引き返したのだ。
が、しかし、仕出し"志ま崎"の御主人は近所の人と楽しげに語らっていて、「すんませーん。コレ1本いくらです?」って聞きだすきっかけがつかめない。
いや、仕出し屋さんだからこの焼きサバは仕出し弁当の一品として今完成の時を待っているのかもしれないと思うと、売ってくれないような気もする。
よしんば売ってくれたとしてもあの大きな鯖まるまる1匹を、平らげられるのか自分。いや、それはおそらく大丈夫。ペロリに決まってるのだ。
問題は、あの串焼きをどうやって食べるかだ。串刺しのまま歩きながら食べるのか?おへんろなのに?いや、おへんろは関係ないか。お行儀の問題だ。いや、この際お行儀はコッチャに置いといてもあの焼きサバは激しく食欲をそそるのだ。

とゆーか、いったいそれはいくらなんですか!

とうとう何も聞き出すことができず、ここでも精一杯焼きサバを食べたときのどれほどおいしいかという妄想を、目いっぱい膨らませるだけ膨らまして、また元きた道をもどったのだった。ショボーン。
あぁ、写真だけでも撮っときゃよかった。ほんとうまそうだったんスよ。
帰宅して調べたら、大瀬の焼鯖は名物らしく…
食べそこねたのが返す返すも悔やまれる。
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by ke-ko63 | 2011-05-11 21:50 | お遍路に行きたい | Trackback | Comments(0)  

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