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尾道ぶらぶら -遍路番外編 2 -

西日本最高峰 神の山 石鎚山アタックツアー当日の深夜、中国池田インターから入り、一路広島へ向かう。
アタックツアーが決まったとき、せっかくだからと途中あれやこれや見て回れんだろーかと、哀しいかな貧乏性カツカツの日程にスケジュールをねじ込んでもらう。
とりあえず、広島に向かいそこからしまなみ海道をくだって四国へ入るのならば、まだ行ったことのない尾道を見てみたい。

で、夜明け前の尾道到着。
こないだまでNHKの連ドラでやってた『てっぱん』を見てて、いいとこだなーと思ってたので今回ラッキー♪
が、早朝すぎて観光施設はどこも開いてない。当然だけど。
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ま、坂の町っつーことで坂道をぐいぐいのぼって千光寺へ。
てっぺんから眺める朝日が昇り始めた尾道の風景。港町はこれまでいくつも目にしたことはあるけれど、造船の町の景色ははじめて見る。
クレーンがあちこちににょーんと伸びてて狭い入り江にひしめき合ってる。
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日本の音風景100選に選ばれているらしいこちらの鐘楼は、ぜひとも「ごぃ~ん」とやらかしたかったのだけれど、時間が早すぎてセキュリティの兼ね合いで立ち入れなかった。
叩くとポンポン音が鳴るという岩は、いくら叩いてもコツコツとしか鳴らないし、岩の上から遠くまで照らしていたという玉の岩も、「ほんまに?」な、くすみ様だ。

鎖山という、鎖場の岩山があり石鎚山アタック前哨戦として挑戦することも検討したけれど、ここも立ち入り禁止。ガチガチにセコムしてはるお寺さんなのね。
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尾道には多くの文人が暮らしたり執筆したりと文学の町として有名だというのをはじめて知る。
駅近くには、林芙美子がしゃがんでるし、頼山陽が仁王立ちしていたかと思うと志賀直哉が小説暗夜行路を書いた旧居は、一般に公開されていた。(ここからの眺めもステキでした)
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ところで、暗夜行路ってどんなハナシだっけ?と先輩に尋ねてみるも、『小僧の神様』とか『城の崎にて』とか違う本のあらすじばかりがすらすら出てきて結局わからずじまい。
それよりもなによりも駅前にあった『パン屋航路』って屋号のパン屋さんが激しく気になっていたワタシだった。(開店前で閉まってて残念でした)

『てっぱん』で、おのみっちゃんが焼いてた"尾道焼き"食べたかったなぁ…

by ke-ko63 | 2011-08-02 21:30 | お遍路に行きたい | Comments(2)  

Commented by おせつ at 2011-08-03 12:05 x
尾道いいですねぇ。
高三の時、丸亀の映画館で「転校生」を観て感動のあまり、その夏、尾道に行きました。
ロケ巡りの旅でしたが、当時はロケマップもなかったので、パンフ片手に探し旅は楽しかったですね。
この地が私の一人旅の始まりです。
偶然ですが「転校生」にエキストラで出演した女性に松江の「川京」の料理屋で会いましたが、この店いいですよ、松江に行ったら是非とも、予約は必要ですね。
追記
尾道はラーメンですが、パン屋さんは知りませんでした。食べてみたいです。
食べれるなら蝦蛄もいいですよ。また、余計なコメントすみません。
Commented by ke-ko63 at 2011-08-04 09:53
>おせつさん
尾道三部作というアレですな?
でも、ワタシそれらを見てなくてよく知らないんです。
駅前の急な坂道を見て、あれを映画ではチャリでかけあがるんだよジョシがね!と先輩はダイコーフンでしたっけか。

川京。早速ググりました。
宍道湖七珍。激しくそそられます。しじみ焼酎も飲んでみたいなぁ。
このあたりは、20年くらい前に初めて買ったクルマでドキドキしながらドライブしたんです。津和野とかよかったなぁ…。
いやぁ、久しぶりに行ってみようかなぁ。

パン屋航路。ベタでしょ?でも、意外と地元の人気店みたいで、もちょっと時間が許せば食べてみたかったんですけどね。
蝦蛄はねー、大好物なんです。「食べれる」なんてもんじゃないですよ。取り憑かれたように貪り食いますから…えへへ。
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