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春の夜の夢の如き2012越年遍路vol.7 キングだったりプリンスだったり

延命寺のお参りを納め、再び歩きだす。てくてくてくてく・・・

今日のゴール地点JR伊予寒川駅到着は午後4時過ぎ。
駅の名前のせいなのか、「なんだか寒くないですか?」 「うん、冷えますな。」
歩いてる間はカラダはポカポカしてるけれど、予定通りにゴールに到着した安堵感とともに冬の日の夕暮れの冷え込みが足元からじわじわとたちのぼってくる。

「次の列車まで小一時間待たないといけないみたいですよ?」

「うわーん、この寒さの中ホームで待つんですか?風邪引きますよぅ…」
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今日は、寝起きを叩き起こされ、早朝到着直後から駅まで猛烈ダッシュさせられ、おまけに電車も乗り間違えて大慌てしたにもかかわらず、「今日の行程ちょうどいいでしょ?」てなドヤ顔している先達改メ強力さん。
この上、さっぶい駅で列車を待たせたりしたら、ワタシは確実にキレる。
右手をぐーにして、強力さんの回答を待っていると「じゃ、バスにしましょう」と意外な回答。タクシーちゃうのん?まじで-?

てなわけで、国道まで戻って最寄りのバス停に到着。
と言っても田舎のバスだ。JRよりは早く来るらしいけどそれでも寒風吹きさすぶ中、手持ちの防寒具を全て身にまとってバスを待つ。

遠く彼方にたなびく煙は、今ウワサの大王製紙の工場なのだとか。
そいえば、製紙会社って王子とか大王とかそゆのんが好きなんかなぁ?
アイスホッケーが強かったのはどっちだっけ?
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問題のアホボンのせいで四国中央市のみなさんはずいぶん迷惑被ってはるんやろなぁ…。
そんなことを思いながら、やっと来たバスに乗り込み、今朝クルマを置いた場所に向かう。
「バスから眺める景色って新鮮ですね」
「そうですね。路線バスののんびり感ってなんだかいいですね。」
そんなことを話しながら、すでにお腹はグーグーなっていた。

今日の宿の名物は煮魚なのだそうだ。(強力さん談)
「とにかく一度食べてみてくださいよ。ほんとにうまいんだからー。」なんておっしゃるもんだから、すっかり煮魚口にできあがっているワタシ。
「鯛のあら炊きなんていいですねぇ…。あ、イトヨリあたりでもオッケーかなぁ…。いや、カレイでもいいかも…」

宿に着くのが楽しみだ…。外は夕焼けがとってもきれいだった。明日もきっといい天気に違いない。
煮魚カモーン!

※なのに、なのに、期待を裏切る焼き魚でした。オロローン。
でもね、でもね、左下の白和えが絶品でした。こちらのお宿かなりアンティークですけど(だって、部屋番号が『1號室』って、號ですよ、號!読めんっつーの!)掃除が行き届いていて女将さんがとてもステキな方でした。お料理もほんとおいしかったなぁ…。伊予三島駅の大成荘さんでした。
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by ke-ko63 | 2012-03-17 19:59 | お遍路に行きたい | Comments(0)  

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