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春の夜の夢の如き2012越年遍路vol.19 67番大興寺

雲辺寺から下る下る、ずんずん下る。その傾斜がとんでもないのと雪が降り積もっていて2度スッテンと尻餅をつく。イテテー。
雲辺寺の登りで全てのエネルギーを使い果たしてしまって、もう足腰が言うことをきかない。
下りの段差も大きく、膝が悲鳴を上げる。タスケテー。
でも、途中にキイチゴ(?)を見つけて食べてみるという食い意地だけは残っている。甘酸っぱくておいしかった。(^^)
春の夜の夢の如き2012越年遍路vol.19 67番大興寺_e0008223_1454541.jpg

下りきった頃には、足が自分のでないようなカクカクした歩きになってしまう。
そのまま歩いて、今宵の宿 青空屋さんに荷物だけ置かせてもらうつもりで立ち寄ると、チェックイン時間にはまだまだ早い時間なのに部屋へ通して下さった。ありがとうございます。ついでにお手洗いも拝借して(とってもきれいなトイレ!)お茶までよばれてから大興寺へ向かう。

青空屋さんのワンコにわんわん吠え立てられながら見送ってもらい、大興寺へ向かう。
数十メートルおきにお地蔵様が点在する。それぞれ赤い前掛けをしてもらっていたり、お花が供えられていたりで地元の方々に大事にしてもらっているのがよくわかる。
お地蔵さんにお辞儀しながら歩く。空は真っ青でとても気持ちがいい♪
足はガクガクだけど、気分はウキウキ。しかし、大興寺は遠い…。

67番札所 大興寺。
ふーっ、遠かった。
怖い顔で睨みをきかせる仁王様にビビりながら山門をくぐる。
本堂と大師堂にお参りを納める。
帰ってきてから知ったのが、こちらでは赤いろうそくを七日間灯して祈祷する"七日燈明"というのがあるらしく、病気平癒をはじめとしてさまざまな願いを聞き届けてくださるのだそうだ。知ってたら赤いろうそくをお供えしたのになぁ…
春の夜の夢の如き2012越年遍路vol.19 67番大興寺_e0008223_14545847.jpg春の夜の夢の如き2012越年遍路vol.19 67番大興寺_e0008223_14552667.jpg
お寺をあとにして駅へ向かう。伊予三島に置いたクルマを取りに戻って『青空屋』さんに到着するのはずいぶん遅くなりそうだ。

by ke-ko63 | 2012-04-09 14:57 | お遍路に行きたい | Comments(0)  

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