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春の夜の夢の如き2012越年遍路vol.32 とっつぁんではなくて

2012年2日目は、4時半起床。
多度津パークライドを利用して6:50観音寺駅からのスタート。
まずは、大相撲で琴○○という四股名の由来にもなっているという琴弾八幡宮参詣から。なんでも、琴○○という四股名の力士が所属する佐渡ヶ嶽部屋の親方が地元観音寺市出身だったことが縁で、代々四股名に使われるのだそうだ。
ということを、早朝散歩の地元のおじいさんに呼び止められて説明を受けた。琴欧洲も?って聞くと、「そうや」って。ブルガリアと香川県がココでつながるってのも不思議…

説明じーさんに別れを告げて、さていよいよお参りに…。と目の前に立ちはだかる壁のような強烈な石段。378段あるのだそうだ。
石段地獄は昨日のこんぴらさんでコリゴリなのにまたかいな…。
昔は、ここ琴弾八幡宮が88ヶ所の札所だったけれども明治政府の神仏分離で…などなどレクチャーを受けながら参詣し、展望台の方へ歩く。

おぉ!これがウワサの銭形ですか!『寛永通宝』ですな。
銭形平次は、これを投げてたのか?
デカイ!すごいねー。展望台から見ると丸く見えるように実際には楕円に作ってあるそうで、昔、巡視に来る地元の領主を喜ばせようと近隣のじーさんたちが一夜で作った砂絵が始まりなのだそうだ。
喜んだろーねぇ、当時の領主さん。それにしてもじーさんたちの仕事っぷりすごいね。
春の夜の夢の如き2012越年遍路vol.32 とっつぁんではなくて_e0008223_2224618.jpg

この銭形を見ると、健康で長生きできて生涯お金に困らない…なんて書いてある説明板を読みつつ、ほんまかいなーと疑いながらも、その形を目に焼き付けるのに必死だった。
生涯困らないっていうけど、すでに困ってる場合はダメなんだろーか?なんてこと考えつつ…。

展望台からゆるゆると下って行くと、68番札所 神恵院・69番札所 観音寺の境内へ出る。
「ここは、四国88ヶ所で唯一『一山二霊場』と言って、一箇所に2つの札所が並んでるんです。」と、聞いてなんだか一粒で二度美味しいグリコを思い出した。
春の夜の夢の如き2012越年遍路vol.32 とっつぁんではなくて_e0008223_2223655.jpg春の夜の夢の如き2012越年遍路vol.32 とっつぁんではなくて_e0008223_2223013.jpg
高知を歩いている時、歩いても歩いても海ばかりで3日かかってやっとお寺に到着する、なんてことが懐かしくなる。一箇所に2つあると楽ちんだけど、なんだかありがたみは半減するような…なんて思うとバチ当たるのかな?当てないでねー(;^ω^)
でも、2つのお寺分の御朱印を書く人は大変だろう。団体さんがきたりするとてんやわんやだろうねぇ・・。
春の夜の夢の如き2012越年遍路vol.32 とっつぁんではなくて_e0008223_2223831.jpg春の夜の夢の如き2012越年遍路vol.32 とっつぁんではなくて_e0008223_2224848.jpg※根本がこんもりとした松の木。
納経所の方に「歩きさん?」と聞かれ、こっくり頷くと「好きな色のを選んで」と、干支のストラップを頂いた。ありがとうございます。

by ke-ko63 | 2012-04-26 22:08 | お遍路に行きたい | Comments(0)  

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