摂津国88ヶ所遍路-54勝尾寺
善福寺から山を攻めます。ずんずん山をのぼっていくと色鮮やかな山門が見え、勝尾寺に到着。
赤い立派な山門は、いつ眺めても「どや!」って言ってるように見え、山門をくぐると池には間欠泉が噴出し、足元からはミストがぼわわ~っと立ち込めております。これは極楽感を演出するためのものなんでしょうか?お金かかってそうです。
母と巡っていた西国巡礼で訪れた時、車いすを押してシャクナゲを見にきた時と同じように、お経のマイク放送が境内全体に響いております。
だらだらと続く石段をのぼりきった先にある池にたたずむ観音様、そのヨコッチョに一願不動さんがいらっしゃいます。そしてこれまた「どや!」な多宝塔。
勝尾寺といえば、だるま。
時の朝廷の権力さえも当寺の祈願力にはおよばなかったことから「勝王寺」と清和天皇が名づけたのだとか。「王」にチト遠慮して「尾」となっとりますが、勝負運の寺、勝だるまの寺「かつおうじ」です。
勝運成就し奉納されただるまでびっしりです。
本堂までのぼりきったら目に飛び込んでくる本堂。勝尾寺最高の「どや!」感で、参詣者を威圧してきます。山門と本堂は秀頼公の再建と、パンフレットにありました。秀頼やりすぎです。
ご本尊は千手観音さま。
マイク放送にあわせて般若心経を唱えさせていただきました。
本堂隣りの大師堂の中には四国88ヶ所のお砂踏みがあります。お寺の名前を見ていると四国を歩いていた頃のことを思い出して懐かしくなりました。
噴水池ヨコのトイレがホテルちっくです。
【お寺データ】
大阪府箕面市粟生間谷2914-1
駐車場3ヶ所あり500円
入山料400円
by ke-ko63 | 2015-06-22 22:14 | ありがたいもん | Comments(0)