泉涌寺七福神 vol.10 べっぴんさん

泉湧寺七福神の大トリは、総本山泉湧寺の楊貴妃観音。
七福神に楊貴妃?いえいえこれは番外さん。
ともかく閉店間近と聞かされ、今来た道を取って返すこと数百mの上り坂。
なんとかギリギリで滑り込んだものの「はよ行かなご朱印コーナー終了してまうで」という受付の坊さんのアドバイス。
大門から見る"ご朱印コーナー"のある本坊は、はるかかなただ。
さすが総本山、皇室御用達の御寺といわれるだけあって今までのお寺とはスケールがちがう。
だだっぴろいのだ。この右手奥の坂道上りきったところが大門。本坊はこのお堂の前をスルーしてさらに数十メートルの直線コースなのであります。

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本坊の両脇には"菊の御紋"入りの提灯が見える。この位置からだと100mちょっとか?後ろから「はよ行かんと…」と先ほどの坊さんが閉店後のかたづけをしながらニヤニヤ笑う。
玉砂利が敷き詰められたゆるいスロープを弁慶さながらの六法で下ってゆく。
いつのまにかスタンプラリーとなってしまった七福神めぐり。こんなんでワタシに"幸&福"はやってくるのだろうか?いやいやそれもこれもなにはともあれご朱印をみんな集めなければはじまらんではないかいな!ここまできて最後のひとつを落とすわけにはいかんではないか!しっかりせい自分!
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なんとか最後のご朱印スタンプをいただいた。
"菊の御紋"のスタンプ付きの最後のご朱印スタンプは、ちょっぴりうれしい。
完成した七福神色紙を眺めてニタニタしていると、「楊貴妃観音みはったん?はよ行かんと閉まるでぇ。」とご朱印コーナーの坊さんに声をかけられて、われに返る。

玄宗皇帝が亡き楊貴妃を偲んで作らせたという楊貴妃観音で、鎌倉時代に日本にやってきたのだそうだ。いや、そんなこたぁどうでもいい。何より"美人祈願"にご利益があるそうなのだ。これはなんとしてもご挨拶しておかねば・・・

玉砂利のスロープを今度は上る。カラッカラののどよ、プルプルしはじめたふくらはぎよ、すべては"美人祈願"のためだ。ラストスパート!
穏やかな美しいお顔をうっとり眺めている参拝者を掻き分けて、息も絶え絶えの荒武者のような形相でなんとかその麗しいお顔を拝見することができた。
これで今年の"幸&福&べっぴん"は約束された。……と思う。

泉湧寺の入場券の裏に書いてありました。
『もろもろの悪をなすことなく もろもろの善を実行し 自らその心を浄くすること これがもろもろの仏陀の教えである』(七仏通戒偈)
欲張りはあかんのですね。ぢゃとりあえず"福"からたのんます。と帰宅して反省したような次第です。

その後------
七福神だと7つの神さん。でも、ここ泉湧寺七福神は番外の愛染明王と楊貴妃観音を含めると9福なのです。9福は"久福"となり"いついつまでもずーっとずーっと福"ということで、お願いした"福"は手中におさめておったのですな。
なので、"幸"か"べっぴん"のいずれかを・・・いえいえいっそ2つセットでお願いしました。

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by ke-ko63 | 2008-02-29 23:26 | しゃーわせーなもん | Trackback | Comments(3)  

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Commented at 2008-03-01 09:35 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by mikeblog at 2008-03-02 23:00
立派なご朱印の色紙ですね。これを額に入れて毎日眺めていたら、もう久福は間違いなしですよ。それを眺めてニタニタじゃないにこにこしていると笑う門には福が来る、と言うんでしょうね。
Commented by ke-ko63 at 2008-03-03 22:19
>ミケさん
福はもうゲット済みなのですよ。
なもんで、幸&べっぴんの二本立てで強欲に祈願です。

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