叱られて…つか、言いすぎでしょ -第2回お遍路行20-

観音寺→井戸寺と歩く。
井戸寺は朱塗りのハデハデ門だ。さっそくお参り…と本堂への石段を上って本堂へ入ってすぐのところにお守りやお札を売るコーナーが設置されており、係りのおばちゃん2名のおしゃべりに余念がない様子にちょっと違和感を感じてしばしぼんやりしていると、おばちゃんAがコーナーから立ち上がってワタシの方へつかつかと歩み寄り「あなたの立っている場所はね、人様の家で言えば玄関口なのっ!玄関口にぼやーっと立ってたら邪魔でしょ!お参りするなら奥に入ってお参りしなさいっ」と激しく叱られた。

あまりのおばちゃんAの勢いに、最初なにをおっしゃってるのかわからなかったほどだ。
ややあって、コトの自体が飲み込めて、(や、たしかに。入口にぼやーっと立っておっては後続の方にはおじゃまでした。)「すいません」とおばちゃんAに謝り、すごすごと中へ。

中へ入るということは物販コーナーに陣取るおばちゃんAに接近することになる。なんともバツの悪い思いでおまいりをしていると、「そんなに大きな荷物は外に置いてちょうだいっ。傘もっ!」とおばちゃんAのヒステリックな声。振り返ると後から来られた野宿遍路さんで、たしかに大きな荷物を背負っておられた。手には雨傘も。

e0008223_201495.jpgおばちゃんAの叱責はたしかにそのとおりなんだけれど(そんなにキツく言わなくても…。ねぇ?)と野宿遍路さんにフォローしたかったけれど、郷に入らば郷に従えだ。
でも、叱られたあと素直に従い、お参りするうなだれ遍路2名の前でふたたびおしゃべりに興じるおばちゃんたち。お参りしてるのに…。って思うのはまだまだ修行が足りんのでしょうか?お大師さん。

気を取り直して、姿見の井戸でオノレの姿が映るかどうかを確認。「おぉ!無事だ」
この井戸はお大師さんが一晩で掘り当てた井戸だそうで、覗き込んでオノレの姿が映れば無病息災ということらしい。
また、この井戸水も霊験あらたかだとかで駅弁についてるプラスチックのお茶容器のような入れ物が常備され『1杯100円』と書かれていた。買わなかったけどね。

次の恩山寺までは少し距離がある。ちょっと休憩しておこうと山門の階段のなるべく端っこ(物販コーナーから見えない位置)に腰かけて靴下を脱ぐ。
「そんなところで靴下脱いでハダシにならないっ」と怒号が飛んできたらどうしようとドキドキしながら・・・。
さっきの野宿遍路さんもベンチで休憩している。「ねー。あのおばちゃんちょっと言いすぎやんねー。あんなきつい言い方せんかてえぇやんねー。それに、お参りしてるのに目の前で、ずーっとくっちゃべっててさー。いかんよねー。でも、お遍路中は怒ったりしたらあかんから気にせんとこねー」と彼に声を(心の声)かけながら、一休さんを思い描きつつクールダウンする"きにしなーいきにしなーい一休みひとやすみ♪"
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by ke-ko63 | 2008-09-08 17:09 | お遍路に行きたい | Trackback | Comments(2)  

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Commented by mikeblog at 2008-09-09 22:44
前回の鐘搗き師匠さんとこのおばさんらとはえらい違いですね。修行が足りません。何かイライラすることがあったんでしょうね。おばさんAとBは四国追放の刑!
それに引き換えメッセージカードはジーンときますね。帰ってくると臨場感がないから忘れそうだけど、たまに思い出すくらいでも有難くなりそうです。
Commented by はりQ at 2008-09-10 10:53 x
>ミケさん
世の中には、いろーんな人がおるのだなぁ…。とわかってるつもりでも、オトナになってからずいぶんたつワタシ、あないに激しく怒られたのははじめてでございます。でも、おばちゃんの言うことも道理なんですけどね。
メッセージカードはね、印刷された小冊子になっていて(ホッチキスでとめた手作り感満載の簡単なものだけれど)いろんなお遍路さんの心の道しるべになってるのかなぁ~と思うのです。
世の中には、ほんとにいろーんな人がいるのですねぇ…

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