『海の駅とろむ』にて生中2杯ッ! -年越し遍路行31-
25番 津照寺。
石段を見上げる。
ほんとならココまでヘトヘトで歩いてきてるはず。だけどアタシャ道を間違えた上に、ウソ道教えたおばちゃんを恨みつつ室戸スカイラインを上りきり、そこにいたハンサムバイクのデカすぎる地図にツッコミを入れ、トイレ掃除のじーちゃんに憐れんでもらってココまでクルマで連れてきてもらった。
正月早々罰当たりなへんろは、空へと届かんばかりの石段を「うさぎ跳びであがりなさい」とお大師さんに叱責されても「ハイッ」って返事しないといけないくらいに、人様にご迷惑をおかけして今、ココに立たせていただいてる。
人様の情けをあらためてしみじみ思い返すと、またじんわりと瞼があつぅなってくる。
石段を一歩一歩かみしめるように上ってゆく。
まちなかにあって、それでいて"昔からこの地域を守ってきたよー"みたいな温かさのあるお寺だ。
五色の吹流し(?)も風にたなびいていて、石段をのぼるにしたがって空に近づいていくようだ。振り返ると海が見える。見上げると青い空。ブルーブルーブルー♪
罰当たりモンにもわけ隔てなく青い空と青い海を見せてくれるお寺さんの懐の深さ。ありがとうございます。
本堂、大師堂とおまいりを済ませ納経所で順番待ちをしているとき、ふと横手のベンチを見ると昨夜同宿の、徳島からハイキング気分でおへんろしてるという方だった。そう、建設会社のトイレをお借りし、ひとごこちついて佐伯チズ似の同宿の遍路さんと語らっている時に追いつかれ、休憩チームに合流され、しばらくして先に出発された方だ。
「は、はや~。歩くのはや~」と思ったけれど、クルマに乗っけてもらってズルッこしたことは内緒にして「コンチワー。ふふふ。追いつきましたよ」と話しかける。
今日は、ここで区切ってバスで徳島へ帰るそうで、バスの時間まで少しあるので「じゃあ、お昼でもご一緒に」てことになり、近くの『海の駅とろむ』を目指す。
ほんの5、6分で着くと思いますよ←だったが、結局かなり歩いて目的の『海の駅とろむ』に到着。30分くらいは歩いたような・・・(^_^;)
その間、実は最御崎寺からじーちゃんに甘えてクルマでショートカットして現在に至ることを白状する。そう、(*゚ロ゚)ハッ!!と十善戒を思い出したのだ。
広いレストランには、数組の家族連れが食事をしている。
メニューを眺めながら「やっぱサカナ食べたいですよねー」ということで、ワタシはお刺身定食、徳島のオトコマエの御仁はB定食をオーダー。
オーダー後、こっそり向かいのオトコマエの御仁のお顔を盗み見ていたら、先方もワタシの視線に気づいたのか「飲むほうですか?」とナイスな質問を投げかけてくださったので、ニッコリ笑ってコックリうなずくと「あぁ、よかった。じゃ、ナマで?いきますか?」と手振りで促されるまま「生中2ぁーつ!」
ごくごくごくごく。。。。
ぷっはぁ~。。。
ビールウマーッ ε=ε=(ノ≧∇≦)ノ
時刻は2時過ぎ。おてんとさんはまだ高いのに、おへんろ二人して昼間っからビールをあおる。
「実はボクも呑み助なんですよ。」とおっしゃっていただいたので「ホッ」とする。が、よく考えると"ボクも・・・"の"も"って・・・。
ま、いいや。「昼酒うまいッスねー。このおてんとさんの高いうちに飲んでるっていう後ろめたさがいいのかも...」なんてほざきながらグイグイ飲む。
つきだしの、うつぼのからあげ、その名も『おもうつぼ』をアテにグイグイ飲む。
オーダーしたメニューが運ばれる前におかわりのナマが届く。
頼んだ品が目の前に運ばれてくると、これがまたゴージャス!海の近くだから刺身の盛り付けが太っ腹!身も分厚いよー。オトコマエー!厨房の板さん、あんがとよー♪
お運びのおばちゃんが、「おいしそーに飲んでるねー」と声をかけていく。(*´∀`*)
シンヨコとほにゃららと・・・ってお刺身を説明してくれたけれどナマがほどよく回っていて、聞きそびれた。が、身がしまっててぶりんぶりんなのだ。
サカナウマーッ ε=ε=(ノ≧∇≦)ノ
徳島のオトコマエの御仁のB定食は、さらにゴージャスで、キンメの煮付けがドーン、鯨の竜田揚げ、ヨコワの造りがメイン。
刺身定食同様、ご飯に吸い物、お正月だからか黒豆の甘く煮たのに、蕪のなますがセットされる。
お互いに、ちょっとずつおすそ分けしながら2杯目を飲み干し、このままだといつまでもグダグダと飲んでいそうなので「じゃ、そろそろ行きますか」と席を立つ。
土産物コーナーを冷やかし、徳島のオトコマエの御仁はご自宅用に、ワタシは今宵の晩酌のアテをみつくろって、やっと『海の駅とろむ』を後にする。
徳島行きのバス停まで送り届けて、ここでお別れする。
「じゃあ、お気をつけて。」「あなたもがんばって!」
室戸にて おへんろさんと 酌み交わす
あぁ~おへんろだなぁ...。まだまだお日ぃさんは高いけれどほろよい気分のご機嫌千鳥足で今宵の宿を目指して歩く。酔い覚ましにはちょうどいい30分だわさ・・・。
石段を見上げる。
ほんとならココまでヘトヘトで歩いてきてるはず。だけどアタシャ道を間違えた上に、ウソ道教えたおばちゃんを恨みつつ室戸スカイラインを上りきり、そこにいたハンサムバイクのデカすぎる地図にツッコミを入れ、トイレ掃除のじーちゃんに憐れんでもらってココまでクルマで連れてきてもらった。
正月早々罰当たりなへんろは、空へと届かんばかりの石段を「うさぎ跳びであがりなさい」とお大師さんに叱責されても「ハイッ」って返事しないといけないくらいに、人様にご迷惑をおかけして今、ココに立たせていただいてる。
人様の情けをあらためてしみじみ思い返すと、またじんわりと瞼があつぅなってくる。
石段を一歩一歩かみしめるように上ってゆく。
まちなかにあって、それでいて"昔からこの地域を守ってきたよー"みたいな温かさのあるお寺だ。
五色の吹流し(?)も風にたなびいていて、石段をのぼるにしたがって空に近づいていくようだ。振り返ると海が見える。見上げると青い空。ブルーブルーブルー♪
罰当たりモンにもわけ隔てなく青い空と青い海を見せてくれるお寺さんの懐の深さ。ありがとうございます。
本堂、大師堂とおまいりを済ませ納経所で順番待ちをしているとき、ふと横手のベンチを見ると昨夜同宿の、徳島からハイキング気分でおへんろしてるという方だった。そう、建設会社のトイレをお借りし、ひとごこちついて佐伯チズ似の同宿の遍路さんと語らっている時に追いつかれ、休憩チームに合流され、しばらくして先に出発された方だ。
「は、はや~。歩くのはや~」と思ったけれど、クルマに乗っけてもらってズルッこしたことは内緒にして「コンチワー。ふふふ。追いつきましたよ」と話しかける。
今日は、ここで区切ってバスで徳島へ帰るそうで、バスの時間まで少しあるので「じゃあ、お昼でもご一緒に」てことになり、近くの『海の駅とろむ』を目指す。
ほんの5、6分で着くと思いますよ←だったが、結局かなり歩いて目的の『海の駅とろむ』に到着。30分くらいは歩いたような・・・(^_^;)
その間、実は最御崎寺からじーちゃんに甘えてクルマでショートカットして現在に至ることを白状する。そう、(*゚ロ゚)ハッ!!と十善戒を思い出したのだ。
広いレストランには、数組の家族連れが食事をしている。
メニューを眺めながら「やっぱサカナ食べたいですよねー」ということで、ワタシはお刺身定食、徳島のオトコマエの御仁はB定食をオーダー。
オーダー後、こっそり向かいのオトコマエの御仁のお顔を盗み見ていたら、先方もワタシの視線に気づいたのか「飲むほうですか?」とナイスな質問を投げかけてくださったので、ニッコリ笑ってコックリうなずくと「あぁ、よかった。じゃ、ナマで?いきますか?」と手振りで促されるまま「生中2ぁーつ!」
ごくごくごくごく。。。。
ぷっはぁ~。。。
ビールウマーッ ε=ε=(ノ≧∇≦)ノ
時刻は2時過ぎ。おてんとさんはまだ高いのに、おへんろ二人して昼間っからビールをあおる。
「実はボクも呑み助なんですよ。」とおっしゃっていただいたので「ホッ」とする。が、よく考えると"ボクも・・・"の"も"って・・・。
ま、いいや。「昼酒うまいッスねー。このおてんとさんの高いうちに飲んでるっていう後ろめたさがいいのかも...」なんてほざきながらグイグイ飲む。
つきだしの、うつぼのからあげ、その名も『おもうつぼ』をアテにグイグイ飲む。
オーダーしたメニューが運ばれる前におかわりのナマが届く。
頼んだ品が目の前に運ばれてくると、これがまたゴージャス!海の近くだから刺身の盛り付けが太っ腹!身も分厚いよー。オトコマエー!厨房の板さん、あんがとよー♪
お運びのおばちゃんが、「おいしそーに飲んでるねー」と声をかけていく。(*´∀`*)
シンヨコとほにゃららと・・・ってお刺身を説明してくれたけれどナマがほどよく回っていて、聞きそびれた。が、身がしまっててぶりんぶりんなのだ。
サカナウマーッ ε=ε=(ノ≧∇≦)ノ
徳島のオトコマエの御仁のB定食は、さらにゴージャスで、キンメの煮付けがドーン、鯨の竜田揚げ、ヨコワの造りがメイン。
刺身定食同様、ご飯に吸い物、お正月だからか黒豆の甘く煮たのに、蕪のなますがセットされる。
お互いに、ちょっとずつおすそ分けしながら2杯目を飲み干し、このままだといつまでもグダグダと飲んでいそうなので「じゃ、そろそろ行きますか」と席を立つ。
土産物コーナーを冷やかし、徳島のオトコマエの御仁はご自宅用に、ワタシは今宵の晩酌のアテをみつくろって、やっと『海の駅とろむ』を後にする。
徳島行きのバス停まで送り届けて、ここでお別れする。
「じゃあ、お気をつけて。」「あなたもがんばって!」
室戸にて おへんろさんと 酌み交わす
あぁ~おへんろだなぁ...。まだまだお日ぃさんは高いけれどほろよい気分のご機嫌千鳥足で今宵の宿を目指して歩く。酔い覚ましにはちょうどいい30分だわさ・・・。
by ke-ko63 | 2009-02-12 17:28 | お遍路に行きたい | Comments(4)
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by
阿波のへんろ
at 2009-02-12 22:13
x
>はりQ様
こんばんは。
生ビールの喉越し感がリアルに伝わって来ますねー
ほんまに美味しそうですわ。
私めは、今ダイエット中故ビールをば控えておりますれば
尚のこと身にしみるような思いにございまするー...(・・;)
こんばんは。
生ビールの喉越し感がリアルに伝わって来ますねー
ほんまに美味しそうですわ。
私めは、今ダイエット中故ビールをば控えておりますれば
尚のこと身にしみるような思いにございまするー...(・・;)
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>阿波のへんろさん
ビールをガマンするダイエット法なんてワタシのルールにはありませぬ。プリン体云々もちっとも怖かぁありませんとも。
本日は、飲み会!ヽ(・∀・)ノ ワチョーイ♪
花粉症で鼻ぐじゅぐじゅで目ぇはゴリゴリ痒いけれども飲み会!
ビールをガマンするダイエット法なんてワタシのルールにはありませぬ。プリン体云々もちっとも怖かぁありませんとも。
本日は、飲み会!ヽ(・∀・)ノ ワチョーイ♪
花粉症で鼻ぐじゅぐじゅで目ぇはゴリゴリ痒いけれども飲み会!
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by
コイケダ
at 2009-02-13 18:23
x
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by
ke-ko63 at 2009-02-14 11:51