<   2011年 07月 ( 18 )   > この月の画像一覧

 

坂の上の…ウキウキ初GW遍路行 44

納経帳を先に済まさせていただいたので、今回最後の札所をゆっくりとお参りをする。
ほんとは石手寺で打ち止めするつもりだったのが、いろんな人のおかげさまで次の太山寺、そしてご住職の御好意と通いのおばちゃんのとりなしで円明寺までお参りを納めることができた。ありがとうございます。

本堂でお参りしていると、これまでのいろいろなできごとや、人との出会いを思い出すうちさまざまな思いがこみ上げてくる。

「おかげさまで無事に旅を終えることができそうです。ありがとうございます。」大師堂で最後のお経を唱えるうちに感極まってしまう。
ただただ素直に感謝の気持ち、それだけだ。

オンオン泣きながらお経を唱えている前で、さっきのご住職がお孫さんだろうか?ちいさな女の子たちに手伝わせながらお賽銭を回収したり、掃除したりしながら、とても和やかにお寺の閉店作業をされている。
「ほうきで掃くのが上手やなぁ…」とか「お手伝いしてくれるのか、助かるなぁ…」なんて女の子たちに優しく声をかけてらっしゃる様子を拝見していると、またじーんときてしまう。

お参りを終えて、山門へ向かうと、ちょうどご住職がいらした。
「どうぞこの先もお気をつけてお参りください」と見送ってくださった。
山門を出て、境内の方に向き直り深々と頭をさげる。
お寺はもとより、今回お世話になったすべての人、四国の土地に「ありがとうございました」とお礼を言ってお寺をあとに、駅へ向かった。
e0008223_136545.jpg

            ※写真はキリシタン燈籠。どんな物語があるんだろ?
[PR]

by ke-ko63 | 2011-07-31 13:11 | お遍路に行きたい | Trackback | Comments(6)  

坂の上の…ウキウキ初GW遍路行 43

52番太山寺で、納経帳に書いていただいてる時すでに16:30。
次の53番円明寺までココからの所要時間は30分。うわーっ、つらいなー。ちょいと駆け足で行けば…などと考えていたけれど、いやいやイカンイカン。
スタンプラリーやないのだよ。四国を行くってぇのは…。

それはわかってるけれども、でもね、ちょっと急いだらもうひとつお参りできるとわかるとねー、ホレ、そこは貧乏性の哀しさで、もうひと踏ん張りがんばっちゃおうか…。
とも思うわけで…。

ちょっと早足になったり、思い直してのんびり歩いたりを交互に繰り返しているワタシ。なにやってんだ!アタシャ!
こういう"迷い"を捨て去ることこそ遍路のテーマじゃないのか?

それはそうやけど・・・。

そんな思いで、とっくに姿が見えなくなった先を行くおにーさんへんろはもう53番さんに到着しちゃったかなーなんて思うわけで、人間の煩悩なんてそうそう簡単に捨て去ることなんてできないのですな。やっぱりなかなか諦められない。(いや、先を行くおにーさんへんろがオトコマエやったからというのはこの際おいといて。)

しかし、もう足が・・・
太山寺のあの思いがけず急峻な参道にやられましたよ。

9割がたあきらめモードでトボトボ歩く。最寄り駅の伊予和気駅から53番円明寺はすぐだし、次来た時にお参りしても今日お参りしても時間的なタイムロスはそう変わらないはず。(いや、だからー、おへんろしていて"タイムロス"ってこと考えること自体違うんじゃないのってことも思ったり)
そんな風に自分に言い聞かせながら歩いていると、『円明寺まであと250m』という看板が見えた。いや、見えてしまったというべきか。

走りましたよ。
えぇ、もう、足はもつれてコケそうになりながらも背中のザックがゆさゆさ揺れてバランスがとれないけれど、そんなこと気にしてらんない!ダッシュですよ、ダッシュ。
どこにこんな余力が残っていたのか不思議なくらいのモーレツダッシュで53番円明寺に駆け込み、そしてお参りそっちのけで納経所を探して直行する!
あった!あそこだっ!
e0008223_2243269.jpg


わかってます。わかってますとも。納経帳に書いていただくのは、"たしかにお参りを納めました"という"アカシ"であって、スタンプラリーのスタンプではないのだから・・・・。
いや、でも今日だけは、今回だけは堪忍してください、おだいっさん…。

納経所前に到着したのは17:02。
納経はどこのお寺も17:00までなのだ。当然扉は閉められていて「あぁ、南無三ッ」と、ガックリ肩を落としていると、お寺の通いのおばちゃんなのか、自転車の鍵を開けていたそのおばちゃんが「頼み!ご住職いてはるから頼み!書いてくださるからっ!」とウィンクとともに声をかけてくださった。

納経時間はすでに過ぎている。「ほんまにえぇんですか?」とビビりながらも、玄関をそろそろと開けて、奥に声をかけると作務衣を着たちょっとコワそうなご住職が出ていらした。
「すいません、すいません。もう時間は過ぎてるのわかってるんです。だめですよね?だめですよね?」と言うワタシに「もう、時間過ぎてるからほんまはあかんねんで。あかんねんけどな。しゃあないなぁ。納経帳かしてみ」と、ワタシの納経帳を受け取って奥で書いて下さり、再び持ってきて手渡してくださった。

「すいません。ほんとに。ごめんなさい。ありがとうございました。助かりました。」
お参りもせずに、まっすぐ納経所へ走りこんできたことは、たぶんご住職はお見通しだと思われる。でも、怖そうに見えたご住職は、「どうぞ気をつけてこの先もおまいりください」と言ってくださったのには、感激してしまった。ありがとうございました。(よいこはマネしないでね)

あらためてご住職に一礼し、さて、ゆっくりお参りをさせていただこうと本堂へ向かった。
e0008223_22434130.jpg

[PR]

by ke-ko63 | 2011-07-28 22:46 | お遍路に行きたい | Trackback | Comments(4)  

坂の上の…ウキウキ初GW遍路行 42

だ、第一の門ってなんですのん?ナンバリングされるということは第二、第三・・・と続くのか?
いやぁな予感。
そして、登っても登ってもまだ参道?その傾斜具合がハンパない。
ふくらはぎヤっちゃいそうな坂道は、そう、岩屋寺へ向かうときの八丁坂を思い出させる。
あれは山道だったけれど、ここは完全アスファルート!足裏にとことん厳しい坂道をこれでもかっつーくらいに歩かされる。
第一の門のところに書かれていた、本堂まで◯◯◯mという看板。まさかー って思ってたけど、いやこれホンマみたい。
e0008223_22564629.jpg



へんろ泣かせ、いや、へんろ殺しだよまったく…。
と、ブツブツいいながらたどり着いたところにまたもや石段。あぁ…。
もう、この手すりなしでは到底登れやしない。



e0008223_22565242.jpge0008223_22564947.jpgそしてたどり着いた山門には、『蜂の巣があるから気をつけな!』的アドバイスが書かれた掲示物があり、おっかなびっくりくぐっていく。


そして、やっとお参りを納めて、さて納経所は・・・?と捜すと、また下りなさいとのこと。うわーん。足パンパンなんですけど…
e0008223_22565510.jpg

                 ここのおだいっさんは、ステキハンサムガイでした。

納経所を出て時計を見る。うーん。微妙だ。
一緒に納経所を出たおにーさんへんろは、足取りも軽く颯爽と歩いて行く。いや、今からだと間に合わないんだ。欲張ってもうひとつお寺アタックしようなんてそんなワガママをおだいっさんが聞いてくださるはずがない。
が、前を行くおにーさんへんろはアタックする気マンマンなのだろう。いや、彼なら間に合いそうだ。
松山行きの列車に乗るためにも駅近の次のお寺も打っておきたい。が、もう足が言うことをきかないのでするよ。

おにーさんへんろはみるみる小さくなって見えなくなってしまった。
それでもワタシは、急いでみたり諦めてみたりの優柔不断なまま歩いていた。いや、やっぱ納経所のタイムリミットには無理ッスよねぇ…なんてひとりごと言いながら…。
[PR]

by ke-ko63 | 2011-07-27 23:09 | お遍路に行きたい | Trackback | Comments(0)  

坂の上の…ウキウキ初GW遍路行 41

ママチャリじーさんの案内で太山寺近くまで送って頂けることになり、お話ししながらてくてく歩く・・・。

実は、ママチャリじーさんも元おへんろさんだそうで、71歳の時通し打ちで45日で結願されたのだそうだ。
「だからおへんろさん見かけるとついついほっとけなくてね…」と、日に焼けた横顔で笑ってそうおっしゃる。
通し打ちで歩いている時に知り合った方を、ご自宅に招いて歓待したお話とかを懐かしそうに話されるのを聞いていると、なんだかこっちまで嬉しくなってしまう。先輩おへんろさんが後輩おへんろさんの面倒を見るって、いいなぁ。あ、今現在ワタシも後輩おへんろさんとして先輩のお世話になっているんだなぁ。ありがたいなぁ…。

と、ここいらあたりまでは余裕だった。
しかし、ママチャリじーさんはママチャリといえどもチャリに乗ってペダルを漕ぐのだ。いくらじーさんの脚力とはいえ時速はそこそこ。そして、先のような一人語りをするわけだから、じーさんに遅れると聴き取れない。ゆえに、アタシャちょいと早歩きになるわけで…。
じーさんに並ぶと、なぜかじーさんはちょっとだけスピードをあげる。
だから、ワタシもやや駆け足になる。喘ぎ喘ぎ、それでも相槌をうったり・・・。

こ、これは一体なんの修行なのか?
最後の最後でへんろ道をチャリの伴走で駆け足するなんて思いもよらなかった。もしや、これは今朝、宿を出ていきなりクルマのお接待にラッキー♪と思ったバチなのか?
太山寺まで足を延ばすんじゃなかった。素直に当初の予定通り石手寺で区切っておけば…という後悔が頭をよぎりまくる。

川の土手の上を歩いていたが、突き当たりのところでやっとママチャリじーさんが止まった。
「ここまで来れば、もう迷うことはない。ここを左に行って山に突き当たったら右に行きなさい」
(ママチャリじーさんは東西南北で方向を指示しない人で助かったー♪)
そう言って、「気を付けていきなさいね」と肩をポンと叩いてくださった。

まだまだ息はあがったままだったが、ママチャリじーさんのご親切に御礼を言って歩き出そうとしたワタシに後ろから「しかし、あんた歩くのはやいなー。置いて行かれんようにとワシは焦ったよぅ」と笑いながら声をかけられた。

えぇーーーっ!そんなん…はよゆうてぇなぁ… (´Д`)ハァ…
e0008223_22261033.jpg


すっかり体力を使い果たし、フラフラしながら太山寺のある山へ向かう。
途中、大きな池のほとりで迷っていたら池の向こうを歩く地元のおばちゃん達が親切に道を教えてくださったり、「がんばってー」と声援受けたりしながら歩き、いや、これ結構遠かった。これは、鎌じーさんの「迂回ルートだけど迷わないからね」と言った、遠回り分のしんどさなのかどうなのか?
e0008223_22261364.jpg


へとへとになりながらやっと太山寺第一の門というところにたどり着いた。
ん?第一の門って…。
[PR]

by ke-ko63 | 2011-07-21 22:27 | お遍路に行きたい | Trackback | Comments(2)  

坂の上の…ウキウキ初GW遍路行 40

ボディランゲージは、おいといても、アータのその右手にあるものを地面に置いてから話してもらえるとありがたいのだけれど、鎌じーさんはオカマいなしに(あ、ここ座布団ね)話しかけまくってくる。
「どっから来たの?次のお寺への行き方わかってる?一人で歩いてるの?何日目?」

こういう時は、必殺愛想笑いだ。アハハハハハ…ハァ。
しかし、こちらの返事を待たずに、鎌じーさんは次のお寺52番太山寺へのルートの解説を始めた。
平均的な方向音痴とはいえ、一応これまでそう大きく道に迷って立ち往生したということもなく、それに地図を2種類も持っているのだ。たぶん、大丈夫かと思われ…ようがどうしようが鎌じーさんはオカマいなしに(2度目はクドかった?)説明を進める。

でもね、方向音痴の人間に方向を教えるときに東西南北を出してはいかんと思うのだ。
どこそこを東へとか、◯◯のところを北へとか言われても「んなもんわかるかーい!」と思うのが平均的な方向音痴なのだ。
慣れた土地でも、天才バカボンのテーマソングを歌わないと東西が怪しい。そんな平均的な方向音痴としては右も左もわからない未知の土地での東西南北なんてわかるわきゃないのだ。と、開き直るのも平均的方向音痴の特性である。

はじめて訪れる土地で東西南北言われても…って、なんでわかってくれんのかなー。それにしても、鎌じーさん熱烈道案内中だなぁ・・・。ありがたいけど、ちっとも頭にはいってこんのです。すいません。鎌じーさん…。
いや、待てよ、さっきから何度もおんなじこと繰り返してない?いや、もう3回は同じ説明聞いてるよ。壊れかけたradioやのーて、ブッ壊れたカセットテープみたいだよ。だから、鎌おろしてよ、危ないよ…。

ちっとも聞いてないわけじゃない。ちっとは聞いてた。だから、鎌じーさんの話を総合すると、「地図を持ってるだろーけど、その地図のルートは村の中に入っていく迷いやすいルートなので、少し遠回りになるけれどもわかりやすいルートを教えてやる。」ということらしく、それが池の東側にどーとか、道しるべの北へとかそういう説明なのだ。つか、遠回りになるってどうよ!どれくらい遠回りなのかも未知なのだ。ゴールを目前にしてとんでもない道案内をしてくださるありがたーい鎌じーさんだよ。まったく。

そこへ、いままで存在そのものを消していたかのような鎌じーさんの相方であるママチャリじーさんが発言した。

「ワシが送っていっちゃる」

おぉ!いてはったんかいな!
そして、まさしく天の声。鎌じーさんのエンドレステープは終わりがなさそうだし、熱心に教えてくださるけれどもワタシはどうにも理解ができんのでするよ。なのにいつまでも説明をしていただくには申し訳ない。
そこへ新たなじーさんの助け舟。いや、ママチャリやけど。

とゆーことで、鎌じーさんが案内した道をママチャリじーさんが伴走するカタチで道案内してくださるということで三方一両損的大岡裁きは決着をみた。

「じゃあ、おへんろさん気をつけて行きなさい」と鎌じーさんは、手を振る段になってやおら鎌を地面に置いて手を振ってくれた。いや、だからもっと早くにそうしてくれたら…
と内心思ったけれど、「ありがとうございました」と御礼を言って、鎌じーさんに別れを告げた。

そして、火サスに出てくるジャンボフェリーの船長役の高橋英樹が被ってるようなマドロス帽をちょいと斜めに被った(Why?)ママチャリじーさんと並んで歩きはじめた。
[PR]

by ke-ko63 | 2011-07-21 12:32 | お遍路に行きたい | Trackback | Comments(12)  

坂の上の…ウキウキ初GW遍路行 39

ラーメン屋さんでランチタイム休憩をとり、かなり長い時間まったりとくつろいだあと、先へ進まねば大阪へは帰られぬということにハタと気づき、重い腰をあげる。ヨッコラショ。

で、またこれ延々歩く。歩く歩く歩く…。アスファルトの道はどこまでも続くのだ。
が、途中すれ違う地元の方に挨拶したり、されたりするとホントにちょっと元気がでる。
切れかけてたエナジーが挨拶することでパワーチャージされるようでおもしろい。

すれ違った30代くらいの女性に「こんにちは」と挨拶したとき、はじめは声をかけられてちょっとびっくりされたのだろう、通り過ぎて後方から「あ、あぁ。こんにちは」と返してくださった。
振り返ってニッコリ会釈してまた歩き出したワタシに、わざわざバックして戻ってきてくださって「暑いけど、がんばってくださいね」と付け加えてくださったのには参った。
思いがけない人様のやさしさに思わず景色が歪んで見える。(´;ω;`)ブワッ

何度も何度も心が折れそうになりながらも、へんろ標識に従って次のお寺をめざす。しかし、こないに遠いとは…。これだったらやっぱり石手寺で区切っとくべきだったかなぁ…なんて、またすぐクヨクヨする。

そろそろパワーチャージが必要かしら・・・と思って歩いていると、国道沿いから少しのどかな集落に入った。道端で遊んでる子供や、その子らを見守りながらおしゃべりしているご近所さんたち。
なんだかいいなぁ…と、ほほえましく思いながら歩いていると、前方におじーさん二人が激しく語らっているのが見えた。

ひとりは今さっきまで草刈りでもしていたのだろうか、鎌を片手にブン回しながらオーバーアクションでツバキを飛ばしまくりながらしゃべっていて、その相手のじーさんはママチャリ(サドルかなり低め)にまたがったままハンドルを握ったまま鎌じーさんとは対照的に静かに「うんうん」と相槌をうっている。

ヤバイ。これはきっとヤバイ。このじーさん'sにつかまったりすると面倒なことになりそうだ。
パワーチャージどころか折れかけた心もポッキリ折れてしまうに違いない。

じーさん'sの醸しだすオーラに身の危険を感じ、ちょいと迂回してスルーしようと歩き出したとき、鎌じーさんに呼び止められてしまった。
「おへんろさん、おへんろさんっ!おへんろさーんっっっ!」

南無三・・・。
[PR]

by ke-ko63 | 2011-07-20 22:13 | お遍路に行きたい | Trackback | Comments(0)  

坂の上の…ウキウキ初GW遍路行 38

地図を見ながら歩いていると道に迷った。おかしなこと。(^_^;)

ふと、なんだかあたりの景色がちょっとピンクがかっているのに気づいた。まだ夕焼けには早過ぎる。
そして、路上にはあらゆるピンク色の店舗や、そーゆー宿泊施設が立ち並び、店頭では蝶ネクタイなオサレおじさんが一人ないしは二人体制で手持ちぶたさに立っている。

イワユル、温泉街にありがちな、そのぉ・・・、"殿御のパラダイス"に迷いこんでしまったようだ。
蝶ネクタイのオサレおじさんたちに、ニヤニヤと注目されたり冷やかされたりしながらやっとパラダイスを脱出する。ハズカシー。

そこからは延々道路に沿って歩く。行けども行けども一本道。あぁ・・・。そうだ、お腹が空いてたんだ。
と思い出した頃、遙か前方に釜めしの看板がかかった大店が見えた。
おぉ!釜めし。よろしいがなー。底のおこげがおいしかったりするのよねー。うわー、もうめっちゃ食べとなってきたー

もう、脳内はもちろん、口の中も釜めしを受け入れる準備万端整えて、ずんずん歩いてお店に近づく。
そして、そのお店を取り囲むようなまたもや大行列を目撃する。
ちょうどお昼時。みなさん釜めしを食べたくでいらしたんですな。そうよ、世間はGWですもの。あぅあぅあぅ…。
釜めし行列の衆を横目に、口中に広がりはじめていたヨダレを飲み込み飲み込み先へ急ぐ。
e0008223_22391616.jpg


大きな鳥居が見え、護国神社と書いてあるのが見えた。ちょいと寄り道・・・する気も起こらんくらいに空腹のワタシはそのまま歩いて、ちょいと先にあった風風亭というラーメン屋さんにやっと落ち着いた。
e0008223_22391848.jpg

[PR]

by ke-ko63 | 2011-07-19 22:40 | お遍路に行きたい | Trackback | Comments(0)  

坂の上の…ウキウキ初GW遍路行 37

石手寺奥の山道を登って行くとそのままへんろ道となり次の札所へつながっているらしい。先を行く山おばさんと大阪の彼女の姿を境内で見失ってからずいぶん探したけれど、とうとう見つけられず。
メールすると「もうとっくに先行ってますよ~」と返事があった。ガ━━━(゜ロ゜;)━━ン!!

シンガリとわかれば、もうゆっくりでいいや。そのうち追っつくさ。
ひとり気楽にへんろ道を登る。それにしても今日は暑い。フーフー言いながら登り切ると、竹林の中に出た。サワサワと笹の葉のこすれ合う音が涼しく感じる。
枯れた笹の葉が積もったふわふわした地面を踏みしめながら、ざわわっ、ざわわっ、ざわわ~♪ って、ハナウタ歌いつつ歩く。いや、あれはさとうきび畑だったか…。

竹林を通りぬけると、舗装道路に出る。
道なりに歩くうちに下りになり、いつしか賑やかなところに出てきた。

はて?ここはどこかいな?
観光客が物珍しそうにこちらを見ながら歩いている。こっちにしたら、観光客が珍しいからお互い様なんだけど…。

ふと、左手にどえらく立派な日本家屋が建っているのに気づく。うっわっ!ナニコレ!立派やねー。お金持ちやねー。と見とれながら人の流れに沿って歩くうち、その建物を左側を回りこんで正面に出てびっくりした。

うーわっ!これ道後温泉やん!
e0008223_19463727.jpg


なんだか突然に目の前に現れたので驚いた。
むかーしむかし、もうどれくらい昔だろーか。ここの一番風呂に入りたくて宿を早くに出てきてワクワクしながら古めかしい建物へ入ったのを思い出す。

しかし、思いの外狭い浴場は、立ち込める湯気で灯りがぼんやりとしか見えず、早朝だからなのか、どんなに目を凝らして見回してもおばーさんばかりで、もうほんとに見事におばーさんばかりが、熱い湯船に般若のような顔をして首までお湯に浸かっているその図が、『ばーさんのホルマリン漬け』みたいで楳図かずおばりの恐怖の絵面だった。
当時はまだウブだったワタシ(ハタチそこそこだったと思う)は、腰が引けて湯船に浸かれなかったのを思い出した。
あの光景が、あまりにもショッキングで忘れられないのだ。

山おばさんや大阪の彼女は、道後温泉でちょっと寄り道します。と言っていた。
しかし世間様はGW真っ盛り。本館前には大行列ができている。あの行列に参加しているのか?
や、アタシャいいッス。
もう二度と『ばーさんのホルマリン漬けの図』は勘弁してほしい。いや、今のトシなら妙に馴染んでしまいそうな自分が怖かったりするのが正直なところだ。
e0008223_19463023.jpg


気が済むまで写真を撮ったあと、道後温泉を後にする。
ここから次のお寺までどれくらいなんだろ。とりあえず、次のお寺まで行ったらそこで今回は区切ろう。
そう思って、てくてく歩く。
それにしてもお腹すいたなー。
[PR]

by ke-ko63 | 2011-07-19 19:48 | お遍路に行きたい | Trackback | Comments(2)  

坂の上の…ウキウキ初GW遍路行 36

51番石手寺。
街ナカにあるお寺さんのもつ独特の雰囲気。はいはいどなたさんもようお越し~みたいなアットホームな感じは、地元と共に寄り添っているからなのか?

信号を渡ったら、他のお寺さんにはない珍しい回廊をくぐっていく。
両側にさまざまなお店が並んでいて、一人だと間違いなく寄り道したおしてたと思う。
回廊が途切れたところで、どーんとでっかい山門だ。その両脇にユーモラスなえびすさんが「ようきたね~」と出迎えてくださる。
e0008223_22244015.jpge0008223_22365985.jpg
えびすさん。大阪ではえべっさんと馴れ馴れしく呼ぶ。
でもね、なんだかここのえびすさんは、とっても大阪のえべっさんぽいフレンドリーさなのですよ。釣りたての鯛を小脇に抱えてどや顔してる左のえびすさん。そして、鯛にまたがりヒャッホーとばかりに扇子をかざす右手の浮かれえびすさん。
なんだかとってもハッピーな気分に浸りつつ、山門をくぐる。
e0008223_22245156.jpg

こちらのお寺さんは、なんて言えばいいんだろ?エキゾチック?うーん、神さんという神さん手当たりしだいって言うか、いろんなご利益のありそうな神さん大集合みたいなところで、どうもお尻がこそばい。
e0008223_22245690.jpg

お参りを納めて、さて、予定していなかった次のお寺さんへ…
と、キョロキョロあたりを見回すと、さっきまで一緒だった山おばさんや大阪の彼女が見当たらない。先に行っちゃったかなぁ?とメールすると、「とっくに行ってますよー」の返事。あらま。
またしても出遅れてしまう。
石手寺の山を越えて道後温泉へ抜ける道が通っているルートをたどって追いかけるが、とうとう彼女たちに再会することはできなかった。
e0008223_2225124.jpg

[PR]

by ke-ko63 | 2011-07-15 22:38 | お遍路に行きたい | Trackback | Comments(8)  

坂の上の…ウキウキ初GW遍路行 35

50番繁多寺。さっきのお寺からすぐそこだった。
愛媛に入ったらお参りが忙しいよ~
そう聞かされていたが、なるほどお寺とお寺の間がこんなに近いと、しょっちゅう線香やらろうそくを出したりしまったり・・・を繰り返さねばならず、忙しい。
なーんてこと言ったらバチがあたりますな。しかし、もう言っちゃった。おだいっさんごめんなさーい。

ひととおりお参りを納めて、境内のベンチで休憩していると同宿だった大阪の彼女が山門をくぐってくるのが見えた。手を振って再会を喜ぶ。さっき西林寺手前で再会したばっかりだけど、知ってる人に会うと嬉しくなる。
しばし、ベンチでここまでの道のりでの出来事を話したり、聞いたりしていると、今度は山おばさんが追いついてきた。「あんたたち若いから早いねー」と遠くから大きな声で手を振りながら声をかけてくる、山おばさんのこの豪快さがワタシは好きだ。
e0008223_21461636.jpg

「実は、宿を出てまもなくクルマのお接待を受けまして…」と小さい声で言い訳していると、早速「いい若いもんが歩かなくてどうするのっ!」と喝を入れられた。(ノ∀`)アチャー
そんなに若くないもん…とボソッと答えてると、「じゃ、お参りしてくるからもうちょっと待っててねー」と、山おばさんは、大阪の彼女と連れ立って本堂へ向かった。

二人を待つ間、先輩に電話でココまでの行程を報告する。当初、次の石手寺で区切るつもりだったけど、「その次まで行けるんじゃない?」とそそのかされてその気になり、予約していた高速バスを電話でキャンセルする。

山おばさん達がベンチに戻ってきたので、早速さっきのみかんのおすそ分け。
おじさんが言ったセリフどおりに「安心安全おいしいよー♪」と言いながら、3人並んでみかんをよばれる。
-たしかにおじさんにそれぞれの品種の名前を教わったんだけど、失念しました。普通のみかんやなかったんです。初夏がシーズンの柑橘でした。ほんとに爽やかな酸味と甘味が絶妙にコラボレートしていて、おじさんの言ったように愛情たっぷり入ってました。おじさん、ありがとー!-
e0008223_21461344.jpg
e0008223_2146894.jpg

◆繁多寺の鐘楼の天井絵。あらま、きれい…。親孝行しなさいやーとか、ま、そーゆーことを絵にして諭しているのだそうな。ファンタジーな繁多寺だ◆

さて、じゃ、そろそろ行きますか。
なんとなく3人連れ立って次の石手寺を目指すこととなる。
5月の空とは思えないほどの照りつける太陽に、なるべく日陰を探しつつ歩く。
1列縦隊になったり、時におしゃべりしながら横並びに並んで歩いたり…。
特に「一緒に行きましょ」ってわけでもないから、足の早い人がリードしたり、信号で追いついたり、そんなそれぞれのペースで石手寺へ向かう。
[PR]

by ke-ko63 | 2011-07-14 21:50 | お遍路に行きたい | Trackback | Comments(0)